「普通科」カテゴリーアーカイブ

人権教育講演会(2・3年)



12月1日(火)、2・3年年生を対象に、津山児童相談所所長 福田敏隆先生をお招きし「子ども虐待防止を目指して」と題してお話いただきました。
子どもの虐待死という悲しいニュースはやり切れない思いを人々に抱かせますが、統計上の虐待の件数は年々増えています。近い将来、親となっていく生徒たちにはぜひとも学んでおいてもらいたい講演でした。


講演の内容は、
1.子ども虐待とは何か(定義)
2.なぜ子どもを虐待するのか(原因)
3.子どもの発達について(子どもはどのように社会のルールを身につけていくのか)
4.これからの子育てを考える

生徒たちは、日本における虐待件数の多さや「こんなことも虐待になるのか」ということなどに驚きが隠せなかった様子でした。



福田先生の豊富な経験に基づいたお話は説得力があり、何としても虐待をなくしていきたいという熱い思いが伝わって生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
特に赤ちゃんが登場するビデオには極めて重要な子育てのヒントが示されており、みんな食い入るように映像を見つめていました。
ここに集った生徒たちが将来においてよき父よき母になっている姿が想像できるような気がしました。

性教育講演会(1年)


妊孕性(にんようせい)をはじめ、妊娠、出産に関する正しい知識を知り、高校生の段階で、自身の未来を考え、選択するための知識を得ることを目的に、12月1日(火)6・7限を使って、1年生対象にZoomで、岡山県立大学保健福祉学部の川下菜穂子先生に分かりやすくお話をしていただきました。

岡山県立大学と本校をZoomでつないで行いましたが、生徒はメモを取るなど、真剣に話に耳を傾けていました。

全員に感想を書いてもらいました。ある二人の女子生徒の感想です。 「私たちが、10代のうちにできることとしてすごく勉強になることがたくさんありました。自分が将来、妊娠したい時に妊娠できるように、今、してはいけないこと、逆にしなくてはならないことなどたくさん教えていただきました。」 「女性の卵子は毎月1個作られると思っていたので、母親のお腹の中にいる頃に、すでに一生分の卵子を持っていることを知って驚きました。妊娠することは自分のライフプランにとって深く考えないといけないとても重要なことだと思いました。」
川下先生には、高校生にとって非常に大切な内容を分かりやすく丁寧に教えていただき、誠にありがとうございました。

英語スピーチコンテスト(普通科2年)



11月24日(火)、普通科2年生の英語スピーチコンテストを開催しました。
予選として、生徒全員が好きなトピックについてエッセイを書き、クラス内で発表し合いました。その後、クラス内の投票から2名ずつ選出され、計6名が本コンテストに出場しました。



コンテスト本番では、代表生徒は1、2年生の前に立ち、スライドを用いながら発表をしました。代表の生徒は本番に向けて、暗唱・音読・抑揚のつけ方などの練習に励み、本番では全員が練習の成果を発揮し、前を向いて堂々と発表しました。
また、身振り手振りを加えたり、大事なところを繰り返して強調したりするなど、聞いている人に分かりやすく伝えられるような工夫が随所に見られました。

1、2年生の投票による厳正な審査の結果、シンガポールに語学研修に行った際の思い出について話した前原千紘さん(5組)が優勝を手にしました。2位には尊敬するバスケットボール選手について話した山本瀬名くん(3組)、3位には、ドラえもんがいたら何をしたいかというトピックについて自分の意見をまとめた福田颯希さん(4組)が選ばれました。
予選から本選までを通して、多くの生徒が、英語を相手に分かりやすいように伝えたり、相手が言ったことを正しく聞き取ったりするためには日々の英語学習の積み重ねが必要であると実感していました。今回の実践的な経験を活かし、今後もさらに英語学習に励んでいってもらいたいと思います。

行学 地域PJ全体発表(普通科2年)



11月18日(水)、普通科2年生の地域プロジェクト全体発表会を開催しました。
各分野での発表を経て、代表8グループがステージでスライド発表、他の19グループがフロアでポスター発表を実施しました。
地域課題の解決に向けた提案とその実践に向けた計画を発表し、感想や意見をもらいました。



フィールドワーク先や地域の方も多く聴きに来てくださり、生徒の提案に対して、称賛とアドバイスをいただき、さらに実現に向けてのヒントとなりました。

高校生の視点や発想での提案に参加された大人から「思いつかなかった面白い発想!」「もう一工夫すれば実現できそう」「実現にはあと何が必要?」といった感想や意見が挙がっていました。


ステージ発表は次の8グループでした。
①教育   「残業の削減」
②観光   「看板革命」
③子ども  「プレーパークをつくろう」
④空き〇〇 「副菜フェスティバル」
⑤福祉   「タクシーを利用しよう」
⑥医療   「楽しく積極的に感染対策をするには」
⑦観光   「インセクトって」
⑧環境防災 「防災 ~命をひとつでも守る~」


<参加してくださった方の感想>
・高校生のうちから、地域のことを考えることはとてもよいと思います。ぜひ、協力したいです。
・こんな風に高校生が堂々と意見を発表できることに驚きました。元気をもらいまいました。
・高校生がこんなにしっかり考えていることに感動しました。一緒に何か取り組みたいです。

などの感想をいただきました。


 講師に岡山大学 吉川幸 准教授とカンコーマナボネクト 北浦菜緒さんをお招きして指導講評をしていただきました。

コロナ禍での活動を評価していただき、発表内容については、今後実現に向けて必要なことを具体的に考えていくことが大事だとアドバイスをいただきました。ぜひ実現に向けて、今後の活動に活かしていきたいと思います。 


EUがあなたの学校にやってくる~ラトビア共和国大使による講演会~(普通科1・2年)

駐日ラトビア共和国大使館特命全権大使のダツェ トレイヤ マスィーさんによる講演会が、11月10日(火)、本校第一体育館で行われ、特別活動(国際理解教育)の一環として普通科1・2年が聴講しました。


この講演会は、EU加盟国の大使館員の方が日本の高校生に直接話をすることで、日本の高校生にEUや日・EU関係を身近に知ってもらうことを目的として欧州連合(EU)の日本代表部が企画した「EUがあなたの学校にやってくる」事業の一環として開催されました。全国でたくさんの高校が応募した中から、ラッキーなことに本校が選ばれての開催となりました。
校長あいさつのあと、生徒会長の羽生さんが「国際感覚を身に付けたい私は、今日の講演を楽しみにしていました。」と英語でウェルカムスピーチを行いました。


講演は、大使が英語で話し随行された澤田未砂子さんが通訳するという形式で行われました。
まずEUについて、27の加盟国が多様性を保ちながら統合し、経済的な結びつきだけでなく、紛争地域への支援活動を共同で行うなど多くのメリットを生んでいると説明されました。
また、EUと日本は戦略的パートナーシップ協定を結んでおり、東高のみなさんもぜひEUに留学してくださいと呼びかけてくださいました。



また、ラトビア共和国は岡山県と同じくらいの人口で、文化も自然も豊かなとても素晴らしい国なので、遊びに来てくださいと話されました。
ラトビアの美しい風景の写真などをスライドで提示しながらの講演に、生徒は熱心に聴き入り、午後に県知事を表敬訪問なさるという大使の出発ぎりぎりまで、たくさんの質問をしていました。
 




コロナ終息後はEU諸国を訪れてみたいという思いに駆られる、東高生の国際感覚を刺激する良い機会になった貴重な講演会でした。




小論文講演会(普通科1・2年)




11月10日(火)、普通科1・2年生を対象に、学研アソシエの 波多野洋司先生を講師にお迎えし、小論文講演会を開催しました。






波多野先生には小論文の書き方だけでなく、小論文を書くことの社会的な意義についてもお話いただきました。また、志望理由を深めていくことの重要性についてもお話いただきました。
ご自身の指導された生徒さんの様子を具体的に挙げてくださり、本校の生徒たちも納得して聞いていました。




コロナの影響でオープンキャンパスに参加できない生徒たちですが、波多野先生にいただいたアドバイスを実践し、自らの進路志望について突き詰めて考えてくれることを願います。

進路講演会(普通科2年)


10月6日(火)、普通科2年生を対象に一般社団法人大学イノベーション研究所所長 山内太地先生をお招きして進路講演会を行いました。
この講演会は東雲祭が終わり、本格的に将来の進路を考える時期、2年生の進路意識を高めることを目的として開催しました。



最初に山内先生から「君たちの一人でも寝たら、この講演会は失敗だ」という言葉に生徒は驚いていました。 その言葉通り、熱い内容に生徒は真剣に耳を傾けていました。

「これからの入試は学力バトルではなく、能力バトルである。」「自分の本当に行きたい大学を目指せる時が今。」という言葉を生徒はメモを取りながら聞きました。



最後の質問では、次々と生徒が手を挙げ、軽妙な山内先生の答えが飛び出していました。
山内先生の宣言通り、誰一人寝ること、下を見ることなく、講演会が終了しました。

ネットモラル・薬物乱用防止講演会


10月6日(火)、全校生徒を対象に津山警察署生活安全課巡査部長 鴨井渉先生をお迎えし、高校生のネットモラル・薬物乱用防止について講演していただきました。
ネットモラルに対する正しい知識と社会に及ぼす影響について正しく理解すること、また、薬物についても正しい知識と心身に及ぼす影響を理解し、これらについて適切な行動と意思決定ができる能力を身につけることを目的としています。



生徒は身近な事例を題材にしたDVDを真剣な様子で視聴しました。
また、鴨井先生からも津山署管内で起こった事例のお話もあり、生徒もより身近な 事例として聞き入っていました。





講演後、生徒代表がお礼の言葉を述べました。

なお、別行事を行っていた普通科・看護科2年生と看護実習中の看護科3年生は、後日、この講演を録画したものを視聴します。

スクールカウンセラー講演会(1年)

9月29日(火)、1年生が本校スクールカウンセラーの矢萩小百合先生よりお話を聞きました。 自分自身を好きだと感じること、自分を大切にできる気持ちを持つこと、また、困った時や悩んだ際の援助の求め方、ストレス対処能力を高めるための方法を講演していただきました。

生徒たちは、矢萩先生の声がとても心地よく、気持ちよさそうに話を聞いていました。腹式呼吸を全員で行ってみたり、実際に自分が落ち着く呼吸方法を試してみたり、緊張をした時などすぐに実践ができることを教えていただきました。また、「不安サイクル」から「安心サイクル」に移行する方法も理論的に学び多くの気付きがありました。

生徒の感想では、
◆メンタルについて詳しくお話があり、私もお腹が痛くなりやすいのでとても納得できました。
◆不安な時でも安心した気持ちに変えることができるとわかりました。ニコニコするだけで心が少し変わっていき、プラスの言葉がけをすることが大事なんだと思いました。
◆これまで自分はマイナス思考で考えてしまう時もあったけど、これからはプラス思考で前向きに考えていこうと思いました。
◆なるべくストレスをためないようにしようと思いました。

山陽新聞シンポジウム「地域学のススメ」

9月19日(土)、山陽新聞社さん太ホール(岡山市北区)で開催された山陽新聞創刊140周年記念連続シンポジウム「地域学のススメ」において、本校の普通科3年渡邊清香さんが総合司会として、久常宏栄主幹教諭がパネリストとして登壇しました。

詳細は、10月11日付けの山陽新聞朝刊に掲載されます。