9月3日(火)、東雲祭文化の部1日目が開催されました。
今年度は東高生一人一人が輝き、つながって東高を盛り上げていけるようにという意味をこめて「We can Shine ~Sun Happy Impress Nexus East~」をテーマに取り組みました。
1日目は東雲祭開会式を行いました。初の試みとして、ランウェイを実施し、ブロックの団長や各クラス展示の代表者、部活動などがランウェイを歩きました。団長は団への思いを、各団体は展示・ステージのアピールを、それぞれ行いました。 また、今年は1日目から有志ステージを行い、漫才や歌のパフォーマンスで東雲祭を盛り上げました。
食物調理科による食堂や喫茶、パウンドケーキの販売も行われ、また、看護クラブも「防災」をテーマに取り組み、展示発表や体験コーナーも設置し、在校生のみならず保護者のみなさまにも日頃の成果を発揮できました。
1日目だけでもおおいに盛り上がり、2日目に勢いをつけました。
8月22日(木)に中学2・3年生を対象としたオープンスクールを実施し、午前の部・午後の部を合わせて約550名の中学生が来校してくれました。
当日は、本校生徒スタッフが受付や案内・誘導、座談会を担当し中学生を迎えました。今回の内容は、学校紹介動画の視聴、入試説明、体験講座、実習見学、座談会を行いました。
食物調理科では各部屋に別れて、3年生がデモンストレーションを行いました。
西洋料理では、野菜の切り方・ステーキ、日本料理ではかつらむき、だし巻き卵・鮎の串打ち、中国料理ではチャーハン、製菓ではロールケーキ、集団調理ではスチームコンベクションオーブンやブラストチラーを使用した調理を見てもらいました。説明も生徒たちが行い中学生に実習内容を伝えました。
座談会では食物調理科での勉強や実習内容、行事など学校生活について説明をした後、中学生からの質問に答えていきました。どのグループも多くの質問が出て盛り上がりました。
看護科では、血圧測定と胸・腹部の聴診を体験してもらいました。
中学生の皆さんに専門用語を使わずわかりやすく伝えるために物品の使用方法なども加えて説明し、中学生一人ひとりと関わりを持つことができました。
中学生も身体から発せられる音について理解が深まったと答えてくれていました。
学校紹介では、安東校長の挨拶と生徒会が制作したインタビュー動画を視聴してもらいました。また、来年度実施される入試概要について日程や内容を含め説明しました。
普通科の体験講座では、「高校古典入門」(国語)、「高校入試問題と身近な数学」(数学)、「英語を使ってみよう!」(英語)、「顕微鏡を作って、身近なものを見てみよう!!」(理科)、「経済学の基礎のキソ」(社会)、「古代の文字を書いてみよう!」(社会)、と各教科それぞれのテーマでの授業が行われました。数学の授業では保護者の方も一緒に問題に取り組んでくださっていました。
普通科座談会では、生徒会の生徒がファシリテーターとして会を進行しました。
バースデイラインから始まり、自己紹介ゲームで場を和ませ、3年生の動画(津山東高校を選び、進路が決定するまでの経緯)を視聴してもらいました。その後のルーレットトーキングで盛り上がり、1・2年生の生徒スタッフが丁寧に答えていきました。最後は津山東高校〇×クイズで座談会を終了しました。
8月20日(火)、全国高校生ガストロノミー甲子園が商業リゾート施設VISON(三重県多気郡多気町)で開催されました。
全国高校生ガストロノミー甲子園とは、地域の誇る豊かな食材と食文化の振興を図り、若い料理人たちが互いに高め合い、交流し合う機会づくりと、次世代を担う料理人の育成を図るために初めて三重県多気郡多気町のVISONで開催された料理の大会です。
本校は、中国四国ブロック代表として選ばれ、食物調理科2年生の島村湧さんと清水千賀さんが出場しました。
今回のテーマは「伊勢真鯛とヴィソンの食材を組み合わせたセットメニュー」というもので100分間で3人前を仕上げます。
食材は前日準備されたものの中からと、VISON内で購入できるもののみ使用が可能で、食器も用意されたものから選ぶといった他の料理コンクールと違い、かなりの応用力が試されるものでした。また、原価3,000円以内でその場で計算し、販売価格も決定しなくてはいけません。
あらかじめ大まかなメニューは考えて時間内に仕上げることができるように練習をしましたが、当日は思った食材がなく、また、厨房の勝手も違い、テレビカメラやインタビューなどを受けながらの作業で思ったように作業が進みませんでしたが、何とか時間内に仕上げることができました。
審査員の方は「賛否両論」の笠原将弘さん、日本ガストロノミー協会会長 柏原光太郎さん、「モンサンクレール」の辻口博啓さんでした。
試食をしていただきながら料理についてのプレゼンテーションを聞いていただき、質疑応答が行われました。
今回作った料理は、三重県の郷土料理のめはりずしと伊勢真鯛の塩釜焼き、土瓶蒸し風すまし汁です。
めはりずしは、目を見張るほど大きな口を開けて食べることから名前がつき、本来漬け物でご飯を巻いていますが、アレンジを加え、ご飯を酢飯にし、鯛や薄焼き卵を入れ、のりやレタスで巻きました。
塩釜焼きは、伊勢真鯛のえさにもなっているお茶の葉、レモンをはさみ、昆布で巻いて塩で包みオーブンで焼き、塩釜をあけたときの香りを楽しんでもらえるようにしました。
土瓶蒸し風すまし汁は、だしのゼリーに野菜や魚介を盛り付け、土瓶蒸しの濃厚なだしをかけゼリーを溶かしながら食べていただくように考えました。
この献立はお客様に提供したとき、お客様の手で料理の仕上げをしていただき、見た目や味、香りを楽しんでいただけるようにしました。
残念ながら、入賞することはできませんでしたが、ガストロノミーの趣旨は十分理解しプレゼンテーションをすることはできたと思います。
審査員の方からお一人ずつ講評をいただくことができ、皆さんから塩釜焼きの鯛に時間がなく十分火が入っていなかったことを指摘され、もし火が入っていたら入賞もあったことを伺い、悔しい気持ちになりましたが、それと同時に次の大会への意欲が増してきました。
今回、全国大会に参加することができ、他校のレベルの高さを知ることができ、ますますやる気が湧きました。
また、同じ調理師を目指す全国の仲間ができてとれもうれしかったです。今回出場した生徒は2年生のため、チャンスはたくさんあります。一つ一つのチャンスをしっかりものにしていきたいと思います。
8月20日(火)、2学期の始業式を行いました。
安東校長は式辞で、「夏休みの予定でうまくいかなかった部分があったとしたら、今日からしっかりやってほしい。」と述べたのち、オリンピック、インターハイ、高校野球での選手たちを挙げ、「努力したとしても報われるとは限らない。しかし、努力しないと報われない。」という言葉を紹介し、成功を手に入れるために何度も報われないこともあっただろうと、話しました。
また、人、学問、本、言葉、趣味、どこに出会いがあるかわからない、人生の指針となる場合もあるので「出会いを大切にしてほしい」、東雲祭の準備を通して、リーダーシップ、フォロワーシップ、いろんな役割があるが、みんなで成功させてほしい、と呼びかけました。
最後に、7月末に学校情報化優良校として認定されたことから、本校の教育の質が情報化によって向上していることの表れであるとして、これからもさらにICTを有効に活用してほしいと結びました。
式後は、生徒支援部長からの話がありました。
今日から東雲祭の準備が再開。コロナ後の新たな東雲祭をつくってほしい、と呼びかけました。貴重品の管理や自転車施錠の徹底など、ルールやマナーの向上の呼びかけとともに正門近くの細い道路を通らないように協力してくれているおかげで危ない場面がなくなったという地域の方からうれしい言葉も紹介されました。
まだまだ暑い日が続きますが、一人一人が輝ける東雲祭をつくっていきましょう。
今年も食物調理科3年生が津山鶴山ホテルで実習の一環として、ランチメニューを考案させていただきました。
このメニューは、8月限定で津山鶴山ホテル(津山市東新町) にて提供しています。(各1日20食限定)
和食ランチ
洋食ランチ
中華ランチ
7月8日(月)~28日(日)、食物調理科3年生が津山市内の9施設で校外実習を行いました。期間のうち10日間、各実習場所で新入社員と同じように指導をしていただきました。
この校外実習では、校内で学習した知識や技術をもとに、さらに調理技術の向上、応用力、実践力を身に付けることを目的としています。
生徒は最初緊張した様子もありましたが、実習を重ねるにつれ社会人としての自覚が芽生え、働くことを意識しながらの実習となりました。
今回の実習を通して、改めて調理師の仕事の大変さを実感するとともに、やりがいを強く感じることができました。将来の進路選択にもつながったようです。
今回の実習で学んだことを、これから東雲祭での食堂や喫茶、卒業制作展示発表会などで生かして活躍してくれることを楽しみにしています。
7月19日(金)、1学期の終業式に先立って、収納報告式が行われました。
23名の生徒が登壇し、全校生徒が見守る中、成績報告と今後の抱負を語りました。
終業式の式辞として、収納報告式を受け、安東校長は、「生徒のみんなの活躍をうれしく思う。すばらしい活躍。引き続き失敗を恐れずチャレンジしてほしい。」と述べ、続いて、「東雲祭の準備を通して、トラブルを乗り越え、仲間と合意形成を図り、つながる力を向上させてほしい。」と話し、
最後に、「3年生、専攻科2年の皆さんは進路決定に向けて大切な夏。」と、世界で初めて南極点に到達したロアール・アムンゼンの格言「準備10年、成功5分」を引用し、「目標に向けて、しっかり準備してほしい。」「2学期には全員が元気な姿をみせてほしい。」と締めくくられました。
どうか、より一層充実した時間を過ごしてくれることを教職員一同願っております。
7月5日(金)、4月に食物調理科2年生が植えたショウガの圃場整備に家庭クラブ員が訪れました。
植え付けを行ったショウガが発芽し、大きく育っている様子に生徒たちは感動していました。
周りに生えた草を取ったり、暑さを避けるための藁を敷く作業をしたりするなかで農作物を育てる大変さを改めて実感しました。
農作物は植えると簡単にできるわけではなく、管理がとても大変であることを学びました。
次回は10月に訪問予定で、収穫するのが楽しみであり、そしておいしく料理したいと考えています。
7月5日(金)1学期期末考査終了後、第40回東雲祭結団式を体育館で行いました。
まず生徒会長のかけ声でブロックごとに挙手をしてもらい、「同じタイミングで手を挙げた人たちと協力し、ブロックはもちろん、学校全体で東雲祭を盛り上げましょう。」と挨拶をしました。
今年の東雲祭のテーマ曲の発表を行い、全校生徒のみなさんのアンケートの結果、Mrs.GREEN APPLEの「StaRt」に決定しました。
続いて、生徒のみなさんに、ぜひ団長の顔と名前を覚えもらえるよう、各団長の紹介を行いました。
そして、団長を始め、全校生徒が一番楽しみにしている、色(ブロック)決めを行いました。
団長3名がじゃんけんをし、勝った人から用意されている無色透明なペットボトルを選んでいき、生徒会執行部の合図と同時にペットボトルを振り、表れた色がその団の色となります。
各団長が無色透明のペットボトルを振ると…
ペットボトルの中身の色が変わりました!
ペットボトルを振った結果、Aブロックが黄色、Bブロックが赤色、Cブロックが青色となりました。
毎年赤色が人気のようで、赤くなったペットボトルをBブロックの団長が掲げるとBブロックからは拍手が起こりました。
この後、各ブロックの団長・副団長から改めて自己紹介と意気込みを伝え、どのブロックの団長も「このブロックで良かったと思ってもらえるようなブロックにしたい。」と語りました。
2学期が始まると、あっという間に東雲祭がやってきます。そのため、生徒会執行部では1学期のうちに団Tシャツのデザイン、サイズ調査や応援(チア)、シンボルのメンバー決めや説明会を行う予定です。随時、連絡していきますので、ご協力よろしくお願いします。
全校生徒で東雲祭を盛り上げましょう!
6月28日(金)、本科1~3年生と教職員を対象に、第1回防災訓練を実施しました。
新型コロナ禍を経て、5年ぶりに全生徒が第一体育館に避難するという形態で行われました。
今年の1月には石川県で「令和6年能登半島地震」が起こり、その後も全国で地震が多発しています。政府の地震調査委員会は2024年1月、南海トラフ周辺で今後M8.0〜9.0の巨大地震が発生する確率が30年以内では「70〜80%程度」と発表しました。津山市周辺でも那岐山断層帯などもあり、地震発生時の大きな揺れが予測されています。そこで、南海・東南海地震等による被害を最小限に食い止めるため、全職員・生徒の地震に対する意識を高揚し、防災体制を推進することを目的として、生徒への予告を行わず、揺れが収まった時に放送機器が使用できなくなったという設定で行いました。
まず、緊急地震速報が流れ、生徒たちは教員の指示で机の下に入り脚を持って頭部等の安全を確保しました。揺れが収まり被害状況を確認後、本部・職員室で避難場所を決定しました。防災管理者からの指示は、各教室等に配備されている無線機を通して周知徹底されました。
避難完了後は、防災管理者の山﨑教頭より取り組み状況などの講評をいただき、その後、本校の自衛消防組織や任務についての説明を受けました。自衛消防組織・消火班の生徒たちは、担当教員から消火器の設置場所や消火器の使用方法等の説明を受け、訓練を終了しました。
これからも、いざという時に生徒たちの命を確実に守ることができるよう、学校の施設設備等を改善し、安全対策を推進してまいります。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~