「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

「だし活」津山の食材を知ろう2024Ⅲ(食物調理科2年)

10月23日(水)、 出発直前から急に激しい雨が降りはじめましたが、 収穫する圃場を、春に生徒が植え付けをした圃場から、近い圃場へ変更し、ショウガの収穫に出かけました。

圃場に着いたとたん、雨も上がりましたが、足下が悪かったため、全員で収穫とは行かず、少しだけ体験をさせてもらいました。
収穫作業はショウガの茎を切り、土起こしフォークを使って掘り起こし、引き抜いた後、根と茎を短く切り、泥を落としていきました。

中井さんから今年のショウガの生育やショウガの病気の話、収穫した後から販売されるまでの流れなどをうかがい、苦労なども知ることができました。

今後11月2・3日に開催されるマルイフードフェスタ2024で津山産の食材を使った料理の試食提供をする予定です。

牛乳・乳製品利用料理コンクール[岡山県大会](食物調理科2年)

10月19日(土)、牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会が公益財団法人岡山県学校給食会(岡山市南区)で開催されました。
このコンクールは日常生活に中に牛乳・乳製品を活用・定着させ、さらなる国産生乳の需要の拡大を図ることを目的として毎年開催されており、今年度は県内から436作品の応募があり、県大会に10作品が選ばれました。
本校から食物調理科2年小畠 慎さんが出場しました。

初めてのコンクールの出場でかなり緊張していたようでしたが、手際よく落ち着いて時間に余裕を持って作ることができました。作業中に審査員の方から話しかけられる場面もありましたが、笑顔で答えていました。

優 良 賞

「ピリ辛っ!ミルクキーマカレー 」

このキーマカレーは、水を一切使わず、牛乳を加えてしっかり煮込み、野菜の甘味と後味がピリッと辛口なのが特徴で、ほんのり甘い豆腐醤油で炒めたご飯にかけると味のバランスがとれるように考案しました。

使用した材料も特別なものはなく、手軽に作ることができ、試食してくださった審査員の方や関係者の方からも非常に好評でした。

審査の結果、優良賞でしたが、他校の生徒とも交流ができ、実りあるコンクールとなりました。
今回料理コンクールに出場できたことで、次のコンクールに対する意欲が高まり、いろいろと工夫することを考えはじめているように感じました。次回が非常に楽しみです。

芸術鑑賞会[演劇](1~3年)

10月18日(金)午後、関西芸術座による演劇「遥かなる甲子園」を、本科生(1~3年生)全員で鑑賞しました。
今年度の芸術鑑賞会は、本物の芸術に触れることを通して、豊かな感性を育むことを目的として行われました。

この演劇「遥かなる甲子園」は、令和元年度に引き続き、今回で2回目の公演となります。昨年度に行った生徒への事前希望調査で断トツの得票を集めた演目でもあり、生徒たちは公演を大変楽しみにしていました。

開場後、会場に入ってきた生徒たちは、突如、体育館内に出現した舞台セットと照明機材に圧倒されていました。
いざ公演が始まると、本格的な照明と音響によって体育館内に別世界が誕生し、全員が作品世界にぐっと引き込まれました。そして、「ろう学校高等部」の野球好きの仲間達が幾多の困難に立ち向かう姿に、胸を熱くしました。特に、役者の皆さんの手話での熱演に、生徒たちはすっかり心奪われたようでした。

公演時間の120分間はあっという間に過ぎ、考査の疲れも吹き飛びました 。考査最終日の午後に、迫力ある演劇を堪能し、生徒たちは様々なことに考えを巡らせ、充実したひとときを過ごすことができました。

激励金贈呈式Ⅰ(食物調理科3年)

10月15日(火)、全国大会に出場する食物調理科3年生の2組に激励金贈呈式を行いました。

始めに出場する生徒から、コンテストに出品する作品の紹介が行われ、 同窓会とPTAからの激励金が、それぞれ会長に代わり安東校長から贈呈されました。

安東校長から「昨年も2つのコンクールとも出場しているが、頑張ったけれど時間が足りなかった、少し失敗して思うようにできなかったと先輩たちが言っていたので、練習の成果が発揮できるようにしっかり頑張ってきて欲しい。」と激励されました。

10月26日(土)~27日(日)、パルティ(栃木県宇都宮市)において、第34回全国産業教育フェア栃木大会―さんフェアとちぎ2024―が開催され、全国高校生クッキングコンテストに本校食物調理科3年の井上美嶺さん、藤本麻央さんチームが出場します。
 
第一次審査(書類審査)で選考された5チームが、第二次審査として会場にて実技調理、試食が行われます。今回のテーマは「いちご一会 おもてなしランチ」を創作し、もち麦「もち絹香」や郷土の特産物を食材にします。

井上さん、藤本さんチームは、「東高代表として出場のするので時間内に作って、料理を通して津山や岡山の魅力を伝えられるように頑張りたい。」と抱負を述べました。

11月9日(土)に三笠高校生レストランMIKASA COOKING ESSOR内併設キッチンスタジアム(北海道三笠市)において、うまいっしょ甲子園―全国高校生料理選手権2024―が開催され、本校から食物調理科3年の木元芹奈さん、川原環楽さんチームが出場します。 

1次選考(書類審査)、2次選考(オンライン審査)を経て、本選出場を獲得しました。今回のテーマ「秋冬に食べたい×高校生のアイデア」のセットメニューが課題とされ創作しました。

木元さん、川原さんチームは、 「少しでも多くの人に肉の町津山を知ってもらい、広められるように頑張りたい。」と大会への意気込みを語りました。

備前・美作支部研究発表大会(家庭クラブ)

10月8日(火)、家庭クラブ連盟備前・美作支部の研究発表大会が美作高校(津山市山北)で開催されました。
この研究発表大会は、ホームプロジェクトの部とスクールプロジェクトの部があり、合わせて7校が出場しました。

本校からホームプロジェクトの部に、食物調理科2年の酒井杏彩さんが出場しました。

酒井さんは、新庄村(真庭郡)で栽培されている幻の果実と言われるサルナシについて、様々な角度から家族の健康と幸せを願って研究に取り組み、その成果を発表しました。

その結果、ホームプロジェクトの部で支部大会1位となり県大会への出場を決めました。
11月15日に開催される県大会に向け、改善と練習をしていきたいと思います。

レストランサービス特別講座(食物調理科3年)

10月7日(月)、SARA 津山玉姫殿(津山市川崎)において、本校のサービス担当の石原先生から食物調理科3年生がレストランサービスの実際を学びました。

レストランサービスの理解を深めるため、レストランにおける実践的なサービスの基礎を知り体験することで、調理師としての感性を養うことを目的に実施しました。

生徒同士で、サービス側とお客様側に分かれ、注文からケーキセットの提供までの実践を行いました。
学校で事前に練習をしていましたが、場所が変わりお客様を目の前にすると緊張し、提供に時間がかかりました。コーヒーまたは紅茶をお客様の前で注ぐのですが、注ぐ高さや量に苦戦をしていました。

最後に生徒代表がお礼の言葉を述べました。
石原先生には、接客をベースに様々なことを教えていただきました。授業を通して、学んだマナーや社会人としての心得、働く時の姿勢などを大切にそれぞれの道に進んでいきたいと思います。

最後にホテルの施設を見学させていただき実習を終えました。

しののめキッチン in PLATPORT ~Halloweenイベント~(調理研究同好会)

10月6日(日)にPLATPORT(津山市押入)のHalloweenイベントで、今年度初のしののめキッチンを開催しました。

今回、ランチでは、 里海卵と里海米を使ったオムビーフ・コンソメスープ・サラダを、カフェでは、 岡山県産瀬戸内モリンガ(栄養素を豊富に含んだスーパーナチュラルフード) のシフォンケーキ・チーズケーキ・かぼちゃのクレームブリュレ、ドリンクとして、榕菴コーヒー・美作紅茶・オレンジジュースを提供しました。

3年生3名、2年生4名、1年生2名の計9名で、ランチとカフェ、それぞれ限定24食でしたが調理担当も接客担当も慌ただしく動きまわりました。

3年生は、サービスの授業で学んだトレンチの持ち方や提供の仕方、接客の際の声掛けの仕方などを後輩たちに伝授することもでき、学年関係なくお互いに声を掛け合いながら手際よくお客様に提供することができました。先輩たちの姿を見て1、2年生もたくさん学ぶことができました。

たくさんのお客様に「おいしかったよ」「ありがとう、また食べに来るね」などお褒めの言葉をいただきました。
今回は限定24食と限られた提供でしたが、次回しののめキッチン開催時にはより多くのお客様に笑顔を届けられるよう、日々の実習にも精一杯取り組んでいきます。
次回の開催を楽しみにしていてください。

桃太郎さんの地産地消どんぶり王選手権(食物調理科2年)

10月5日(土)、西日本調理製菓専門学校(岡山市北区)において、桃太郎さんの地産地消どんぶり王選手権が開催されました。
本校から食物調理科2年岩佐結依さんが一次選考(書類選考)を通過し、調理・試食審査に出場しました。

岡山県産の食材を使い、岡山の秋の恵みを表現した「どんぶりレシピ」を考案します。岡山市内在住・在勤・在学、岡山県内在学160作品の中から10組に選ばれました。

初めて出場するコンクールで緊張しましたが、練習を積み重ねてきたため落ち着いて調理できました。

優 秀 賞

「クセになるうまさでお通じ改善!!
きのこ&里芋の麻婆丼」

岡山の秋の旬の食材を活用し、秋を感じれるどんぶりを考案しました。
きのこをたっぷり使用し、里芋のトロっとした食感と麻婆のピリっとする味が癖になる一品です。きのこは食物繊維が豊富で便通をよくしてくれるため便秘の方にもおすすめです。

10月27日(日)に下石井公園(岡山市北区)で開催された「おかやま秋の収穫祭地産地消マルシェ2024」にて表彰式が行われました。

これからも学校で勉強をすることや、自分の発想を大切にして料理をすることを楽しみながら、いろいろなコンテストに参加していきたいと思います。

ミニ・ビブリオバトル(2年・図書委員会)

9月27日(金)に、2年生のビブリオバトルを、図書委員会主催のホームルーム活動として行いました。
このビブリオバトルとは、「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」ことを目的とした、本の紹介コミュニケーションゲームです。今回は、一人2分間のミニ・ビブリオバトルの形式で行いました。

前半は、4人の小グループに分かれて、本を紹介し合いました。
後半は、各グループから一人ずつ選ばれた代表者が全体への発表を行いました。
最後に、一番読みたくなった本(チャンプ本)をクラス投票で決定しました。

少しずつ涼しくなってきて、いよいよ読書の秋、到来です。生徒たちは笑顔でお互いに持参した本を見せ合ったり、本について語り合ったりして、楽しく充実したひと時を過ごすことができました。これからも読書に親しんでほしいと願っています。

<2年生チャンプ本>

2年1組「コーヒーが冷めないうちに」 川口俊和 著(サンマーク出版)
2年2組「V.T.R.」 辻村深月 著(講談社)
2年3組「三匹のおっさん」 有川浩 著(講談社)
    「眠れないほどおもしろい心理テスト」 亜門虹彦 著(三笠書房)
    「源氏物語」 紫式部 著
2年4組「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」 汐見夏衛 著(スターツ出版)
2年5組「木曜日にはココアを」 青山美智子 著(宝島社)

校内料理&クリエイティブコンクール(家庭クラブ)

9月24日(火)、家庭クラブ主催の校内料理コンクール&クリエイティブコンクールを開催しました。

毎年9月末に家庭クラブでは校内料理&クリエイティブコンクールを行っています。家庭科の授業の一環として、看護科1・2年生と普通科2年生そして食物調理科1~3年生が出品しました。

審査方法は、それぞれの部門で投票を行い、上位3作品を決めます。コンクール当日は昼休みに先生方や生徒の皆さんが投票に来てくださいました。

料理部門では、小麦粉を用い「みんなの笑顔が広がる私の自慢料理」というテーマのもと作品を作りました。

1位 夏のケーキ 食物調理科3年 井上美嶺

井上さんの作品「夏のケーキ」は、ゼリーの中にチョコレートの貝殻を入れたり、チョコレートで波を書いたりして、よりリアルに海を表現しました。
海を表現したところはサイダー味、中のクリームにはクリームチーズを使用し、ブルーベリーソースも入っています。

クリエイティブ部門では、布と糸を使用し、自由に発想した衣服、編み物、インテリア、遊玩具、服飾小物など手作りの作品が並びました。
11月の家庭クラブ総会で両部門の表彰を行う予定です。

1位 モチーフバッグ 看護科1年 井上陽菜乃
1位 くつ下サル 普通科2年 三村心奈美