「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会入賞報告~食物調理科3年牧原くん、2年宮川くん

岡山県酪農乳業協会主催の「第41回牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会」に出場した食物調理科3年牧原直太朗くん(北陵中出身)と食物調理科2年宮川愛斗くん(久世中出身)が、11月10日(火)、園田校長に入賞を報告しました。

乳製品の普及拡大を目的に開催されるこのコンクールは、料理のしやすさやアイデアの斬新さ、栄養バランスなどが審査基準となります。



牧原くんは牛乳を使ってごまの風味を感じる葛豆腐に仕上げた「ミルくず豆腐のトマトソースがけ」、宮川くんはチーズやかにかまで風味を整えた「すしあげクリームコロッケ」のレシピを考案、641点もの応募作から書類審査通過の10人の内に見事選ばれて岡山市の県学校給食会で実際に調理し、優良賞を獲得しました。




園田校長から「食物調理科で身に付けてきた力をこのような晴れの舞台で発揮できたことは素晴らしい。これからもますます技術や創造力を磨いてください。」とお祝いの言葉が送られ、2人はそれぞれに今後の活躍を誓いました。





中学生のみなさんも津山東高校食物調理科に入学して、クリエイティブなレシピをたくさん考案してください。

豆乳レシピ甲子園入賞報告~食物調理科3年石坂さん

日本豆乳協会主催の「第7回豆乳レシピ甲子園」に出場した食物調理科3年石坂日花里さん(久米南中出身)が、11月10日(火)、園田校長に入賞を報告しました。
このコンクールは植物性たんぱく質の摂取の重要性を啓発する目的で開催されており、全国の高校生を対象にしたレシピコンテストの中で最大規模を誇るコンクールです。

石坂さんは「かぼちゃの豆乳そぼろ煮」のレシピを考案、約1,800点もの応募作から、「豆乳おかず部門」の優秀賞を獲得しました。



石坂さんの作品は、カボチャを豆乳で煮ることでまろやかな風味になります。
そぼろ入りの餡はカボチャ以外の食材でもアレンジが可能で、短時間で作れおかずの一品として出すことができます。



園田校長から「本校の食物調理科で身に付けられる力が全国レベルであることを証明してくれました。これからもますます精進してください。」とお祝いの言葉が送られ、石坂さんは「これからも工夫して、美味しい料理を考えていきます。」と活躍を誓いました。

なお本校は、コンクール参加校の中で特に優れた学校に贈られる「優秀学校賞」を受賞しました。




中学生のみなさんも津山東高校食物調理科に入学して、プロの審査員からも評価されるレシピを考案し「甲子園」の舞台に立ってみませんか?

牛乳・乳製品利用料理コンクール[岡山県大会](食物調理科3・2年)



10月17日(土)、牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会が岡山県学校給食会(岡山市南区)で開催され、本校から食物調理科3年牧原直太朗くんと、2年宮川愛斗くんが出場しました。






宮川くんは緊張気味でしたが、いつもの練習の通り段取り良く作ることができました。

「すしあげクリームコロッケ」は、カニかまを入れて作ったクリームコロッケの中身を寿司用の油揚げに詰めて焼いた作品です。油で揚げていないのでヘルシーで栄養満点。表面がカリッとしているので揚げたような食感が楽しめます。





牧原くんは、牛乳と練りごまとくず粉で作ったごま豆腐に洋風のソースをかけた「ミルくず豆腐のトマトソースがけ」を作りました。
3年生の忙しい中、あまり練習もできずコンクールに挑みましたが、落ち着いて作ることができました。 得意の日本料理をアレンジして普段あまり組み合わせることのない料理に挑戦しました。




審査の結果、2人とも優良賞という結果に終わりましたが、審査委員長の講評では、宮川くんのコロッケのクリームが本当に美味しかった。油揚げとのギャップが面白い。油揚げにわさび醤油を塗っても良かったとアドバイスもいただきました。
牧原くんの作品は、時間制限があったので仕方がないが、豆腐をもう少し練っても良かったし、ボリュームを出したらもっと良かったとアドバイスをいただきました。




調理中に審査員の方々に声をかけてもらいアドバイスもいただき、今後のコンクールの参考になりました。
牧原くんは卒業制作展に向けて取り組み、宮川くんはこれから開催されるコンクールに向けて増々やる気になり、成果が楽しみです。

県教育長を表敬訪問~食物調理科3年笠井萌々香さん



一般社団法人日本即席食品工業協会主催の「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2020」で優勝した食物調理科3年笠井萌々香さん(津山西中出身)が、10月15日(木)、園田校長、河本食物調理科長とともに岡山県庁を訪れ、鍵本芳明県教育長を表敬訪問しました。




多くの全国大会が中止となった影響で生徒の表敬訪問は今年度初めてとのことで、鍵本教育長や同席された中村高校教育課長にとても喜んでいただきました。

教育長は受賞作の辛麺味のインスタントラーメンを使用した「ピリ辛キンパ」を召し上がり、「全国1,134通の応募の中から選ばれたことが納得できる美味しさです。アイデアも素晴らしい。」と絶賛していただきました。




笠井さんは「卒業後は食物調理科の学びを生かせる仕事に就くつもりです。」と、今後の活躍を誓っていました。

なお、今回は西日本放送㈱の撮影クルーが入り、訪問の様子が当日夕方の「RNC news every.」で放映されました。


ネットモラル・薬物乱用防止講演会


10月6日(火)、全校生徒を対象に津山警察署生活安全課巡査部長 鴨井渉先生をお迎えし、高校生のネットモラル・薬物乱用防止について講演していただきました。
ネットモラルに対する正しい知識と社会に及ぼす影響について正しく理解すること、また、薬物についても正しい知識と心身に及ぼす影響を理解し、これらについて適切な行動と意思決定ができる能力を身につけることを目的としています。



生徒は身近な事例を題材にしたDVDを真剣な様子で視聴しました。
また、鴨井先生からも津山署管内で起こった事例のお話もあり、生徒もより身近な 事例として聞き入っていました。





講演後、生徒代表がお礼の言葉を述べました。

なお、別行事を行っていた普通科・看護科2年生と看護実習中の看護科3年生は、後日、この講演を録画したものを視聴します。

スクールカウンセラー講演会(1年)

9月29日(火)、1年生が本校スクールカウンセラーの矢萩小百合先生よりお話を聞きました。 自分自身を好きだと感じること、自分を大切にできる気持ちを持つこと、また、困った時や悩んだ際の援助の求め方、ストレス対処能力を高めるための方法を講演していただきました。

生徒たちは、矢萩先生の声がとても心地よく、気持ちよさそうに話を聞いていました。腹式呼吸を全員で行ってみたり、実際に自分が落ち着く呼吸方法を試してみたり、緊張をした時などすぐに実践ができることを教えていただきました。また、「不安サイクル」から「安心サイクル」に移行する方法も理論的に学び多くの気付きがありました。

生徒の感想では、
◆メンタルについて詳しくお話があり、私もお腹が痛くなりやすいのでとても納得できました。
◆不安な時でも安心した気持ちに変えることができるとわかりました。ニコニコするだけで心が少し変わっていき、プラスの言葉がけをすることが大事なんだと思いました。
◆これまで自分はマイナス思考で考えてしまう時もあったけど、これからはプラス思考で前向きに考えていこうと思いました。
◆なるべくストレスをためないようにしようと思いました。

だし活!高校生青春レシピコンテスト(食物調理科2年)

9月27日(日)、食物調理科2年生の「だし活!高校生青春レシピコンテスト」を開催しました。食物調理科2年生が10グループに分かれ「抵抗力を高める」というテーマでメニューを考え、試食審査に臨みました。



グループごとに対象者を設定し、抵抗力を高める効果が期待できる献立を審査員に試食していただき、説明を行いました。各グループは、思い思いに発表をすることができました。






優秀賞:かばっこどうぶつ

大学生の彼女が彼氏のために作ってあげたい抵抗力UPメニューを考えました。簡単に作ることができる上に、サラダやスープなどバランスが良く、美味しいことが評価されました。


優秀賞:BJ4(ベジ4)

女子大生のための夕飯というテーマで考えました。 津山産のアスパラガスとショウガを使った「アスり流し汁」が美味しかった。手羽元のさっぱり焼きも食べやすくて良かったと評価されました。


グランプリ:AO

朝忙しい大学生の朝ごはんという設定でメニューを考えました。 サバ缶を使って調理するので煮込み時間もかからず簡単に調理でき、サバ缶と思えない程美味しく食べることができるという点が好評価でした。




審査員の美作大学 仁見先生から、「どの料理も創意工夫されており素晴らしかった。味も美味しく、抵抗力を高めるために様々な食事のシーンや対象者を想定して作られていた。」と総評していただきました。





今回のレシピ考案で、地域の食材や食材の持つ力についてさらに考えるきっかけになりました。

今後、グランプリレシピはスーパーマーケットMARUIの店頭にパネル展示され、レシピの配付、商品化していただく予定です。


校内実習Ⅱ(食物調理科3年)



6月30日より始まった食物調理科3年生の校内実習が後半を迎えました。週に一度、西洋料理、日本料理、中国料理、製菓を教えてくださっている講師の先生方が来てくださり、調理やレシピ考案についてご指導いただきました。






実習後半になると作業にも慣れてきて、自分たちで一日の仕事や流れを考え、実習に取り組むことができるようになりました。
同じグループのメンバーと協力し合い、前日の反省を活かしながら日々成長する姿が見られました。



実習では失敗したり、毎日ヘトヘトになりましたが、多くのお客様に「美味しい」と喜んでもらえるよう全力で取り組んだ10日間でした。
今回、校内実習で考えた西洋料理、日本料理、中国料理の献立は、今後津山鶴山ホテル(津山市)でもランチメニューとして商品化提供される予定です。

校内実習Ⅰ(食物調理科3年)

食物調理科3年生の校内実習が、6月30日(火)から10日間にわたって行われ、調理師免許取得のために入学以来身に付けた技能を存分に発揮しました。  
実習には、東高の教職員が、予約注文したランチを食物実践室で食することにより協力しています。また、一般生徒向けには3種類の弁当を調理し、予約販売しています。




フランス料理をはじめとした西洋料理や、日本料理、中国料理、折衷料理など多彩なメニューは、どれも本格的。外部講師の先生方からの熱心なご指導などにより、生徒の資質・能力が高められていることが毎日証明されているという印象です。
調理はもちろん、接客やお品書き制作など、すべてが実習です。料理に合ったBGMを選ぶなど、細かいところにも生徒の工夫がうかがえます。


パティシエを目指すチームは、一般生徒と教職員を対象にして、放課後に喫茶を営業し、和菓子 や洋菓子を提供しています。生徒からは「ヤバい、めっちゃ美味しい!」の声が上が ります。同じ東高生に食レポしてもらえる調理実習、同じ東高生が作った料理やケー キを校内で食べられる幸せなひととき…まさに津山東高校ならではの体験です。
中学生のみなさん、みんな揃って津山東高校へ。お待ちしています。


調理師仮認定式(食物調理科3年)

6月25日(木)、食物調理科3年生が調理師仮認定式に臨みました。 この調理師仮認定式は、毎年、校外実習の前にコック帽を受け取り、改めて調理師となる決意を固めるために行われています。今年は感染症予防のため第2体育館で間隔をあけて行いました。
校長は式辞で「このような社会情勢の中で特に衛生管理に配慮し、頭をアクティブに働かせて自分でしっかり考えながら中身の濃い実習にしてほしい。」と激励しました。


 

食物調理科長よりコック帽を受け取り、一人ずつ鏡の前で身につけました。





生徒代表あいさつでは、日下京華さんが「一つでも多くのことを学べるよう積極的に行動していきたい。」と決意を述べました。

今年度の実習は、新型コロナウイルスの影響で校外ではなく、校内実習という形で行うことになりました。6月30日から7月10日のうちの10日間で弁当販売、ランチ、喫茶営業の実習を行います。