「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会(食物調理科2年)

10月16日(土)、令和3年度牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会が公益財団法人 岡山県学校給食会(岡山市南区)で開催され、本校から食物調理科2年筈尾向陽くんが出場しました。
応募629作品の中から書類審査によりコンクール出場者10名が決定し、調理審査に臨みました。

日常生活の中に、牛乳・乳製品を活用・定着させ、国産生乳の需要の拡大を図ることを目的にこのコンクールは毎年開催されています。


会場では、いつもと違う調理台で最初は緊張していましたが、すぐに慣れ普段通りに調理することができました。
途中、栄養士の先生から「とても手際よく、きれいに作業しますね。」とお褒めの言葉もいただきました。

筈尾くん考案
「ミルクあんかけ海鮮かた焼きそば」

フライパンでさっと作れてとにかく美味しさを意識して考えました。材料も手に入りやすく、誰でもどこでも作ることができます。また、中華麺を揚げずに少量の油で焼くことで、栄養価的にもヘルシーで、食感もよくなりました。

審査の結果、最優秀賞に選ばれ、驚いた様子でした。
審査員長から、「レシピの段階から美味しさが伝わり、実際に食べてみても想像通り美味しく仕上がっていた。見栄えも良く、食欲をそそる作品で高い評価となった。」と講評していただきました。

中国大会は11月20日に開催されます。審査員の先生方から改善点などのアドバイスもいただいたので、もう一度練習をし、 岡山県の代表として頑張りたいと思います。

高校生のネットモラル・薬物乱用防止教室

10月12日(火)、津山警察署生活安全課 幸田吉生先生から、薬物やインターネットの危険性についてオンライン形式で学びました。

ネットモラルや薬物についての正しい知識や心身に及ぼす影響を正しく理解して、適切な行動と意思決定ができる資質や能力を身に付けれることを目的にしています。


始めに薬物に関するDVDを視聴し、違法薬物・危険ドラッグ等の絶対禁止を呼びかけられました。その後、スマホ利用によるトラブルの事例を紹介され、インターネットでの誹謗中傷を中心にネットの恐ろしさを学びました。

生徒たちも真剣に話を聴き、ネットモラルや薬物についての知識を高めることができました。
幸田先生、お忙しい中、貴重なお話をしてくださり、本当にありがとうございました。

食育教室[美作保健所](食物調理科1年)


9月27日(水)、食物調理科1年生を対象に美作保健所主催の食育教室を行いました。

成人期以降の生活習慣病の発生のリスクの要因になっている、朝食の欠食、野菜の摂取不足、ダイエット志向、外食依存などを予防する食事選択の知識と自炊する技を身に付けることを目的に行いました。

川崎医療福祉大学の学生によるミニ講義や、簡単にできる美味しい朝ごはんの調理実習などを行いました。
実習では、しらす入りサンドウィッチとフルーツヨーグルト、野菜たっぷりスープご飯とひじきのサラダを作りました。

栄養委員さんに助言をしてもらいながら、二人ずつペアになり協力して作っていきました。

「家庭でも実際に作ってみたい。」という生徒たちの声もあり、朝食の大切さや健康な食事のためのポイントを学ぶことができました。

性教育講演会(1年)

9月28日(火)、1年生を対象に岡山県立大学保健福祉学部看護学科 助教 川下菜穂子先生を講師にお招きしオンライン形式で性教育講演会を開催しました。

岡山県主催、未来のパパ&ママを育てる出前講座の一環で、妊娠、出産、思春期の健康について正しい知識を学び、それらを含めた自分のライフプランについて考えることを目的としています。


講演では、妊娠、出産に関する知識に加えて、将来の妊孕性も視野に入れた若い世代のがん治療について、さらには性の多様さについてなど、多彩な内容が取り上げられました。
45分という短い時間でしたが、生徒は本当に多くを学ぶことができました。


講演の最後に、生徒代表がお礼の言葉を述べました。

生徒一人一人が「大人になるということは、自分が今すべきこと、我慢しなくてはいけないこと、避けた方が良いことを理解すること。そしてそれを選択することができること。」という、川下先生のお言葉を忘れずに、これからの人生を歩んでいってほしいと願います。

朝ごはんを食べよう!高校生朝食レシピコンテスト(食物調理科2年)

9月23日(木・祝)、2021年度津山東高校連携事業「朝ごはんを食べよう!高校生朝食レシピコンテスト」が開催され、食物調理科2年生が挑みました。
今年度は、一日を元気に始めるに欠かせない朝食を8グループに分かれて2品ずつ考案しました。

グループごとに、考案したレシピを審査員の方々にプレゼンテーションを行い、試食作品を提供し、
「独創性」「味」「再現性」「地域性」「プレゼン力」の5項目で審査をしていただきました。

審査の結果、
グランプリ に、マジックガール
優秀賞(津山市) に、家らの素
優秀賞(味の素) に、Little moon
の3グループの受賞が決定しました。

審査員の方から、「忙しい朝食メニューとして、簡単だが栄養価があるものを工夫して作っていた。味の素商品を上手に使用し、うま味が引き出されていた。食材についてもしっかり研究がされ、どの作品も味がいい。」と褒めていただきました。

優秀賞:Little moon
「椎茸の肉詰め、焼きおにぎりスープ 」

冷凍の焼きおにぎりを使用し、時短を目指しました。椎茸を丸ごと使うことで無駄なく、うま味も向上し、食物繊維も多く摂取できます。
冷凍食品をうまく活用し、和の食材にチーズとケチャップを組み合わせたところを評価されました。

優秀賞:家らの素
「くる~みチーズパン、津山産しょうがのhotスープ 」

ダイエットをしている人や糖尿病の人に脂肪燃焼という視点から考案しました。低糖質なブランパンを使用したり、砂糖にかわるパルスイートを使用し、エネルギーを抑えました。また、生姜を入れることで体温を上げ血流を良くすることができます。
スープの味がよく、小麦の表皮まで含んだブランパンを使用した工夫が高く評価されました。

グランプリ:マジックガール
「さっぱりアボガドサーモン丼、まるごとトマトスープ 」

忙しいOLを対象に考えました。洋風メニューで朝から重たいイメージがあるかもしれませんが、タレに梅を入れたり、温かいスープにすることで代謝を上げることができました。
味・栄養価のバランスがよく、高評価を得ました。

どのグループも審査項目である独創性、味、地域性をよく考えたものになっていました。そして、作品をアピールするスライドもよくできていて、プレゼンテーションもしっかりでき作品への想いが伝わりました。
今後は、入賞チームのレシピがリーフレットとなり、商品化も検討される予定です。

思春期サポート講演会(1年)



9月14日(火)、1年生を対象に思春期サポート事業の一環として、本校のスクールカウンセラーの矢萩小百合先生に、「心と体のパワーアップ」と題してご講演をいただきました。


不安サイクルから安心サイクルへ切り替える方法をいくつか教えていただきました。
腹式呼吸を実際に行うことで、日頃は浅い胸式呼吸が多いと改めて感じました。
また、ストレスを受けたときの肯定的な思考の仕方についても教えていただき、日頃のちょっとした切り替えで、心が楽になったり勉強の集中力も高まったりすることをを知り、実践していこうと思いました。

進路講演会(普通科2年)


9月21日(火)、普通科、食物調理科の2年生を対象に、一般社団法人大学イノベーション研究所 所長 山内太地先生をお招きして、進路講演会をオンライン形式で行いました。

進路実現への心の持ち方や、大学入試制度を主なテーマとして話していただきました。


山内先生は、総再生回数500万回を超える教育系ユーチューバーとしてもご活躍されており、非常にわかりやすく、これから3年生になっていくにあたって、どう日々の学習に取り組むかを伝えて下さりました。

生徒たちは熱心に記録を取りつつ聞いており、たくさんの発見があったようです。

備前焼特別講座(食物調理科3年)



8月23日(月)、食物調理科3年生が杉坂焼円光窯 窯元 圓東秀章先生から、料理と密接な関係のある陶器の制作を教えていただきました。


徒たちはそれぞれに作りたい作品にチャレンジしました。自分の思う形に整えることは難しく苦戦をしていましたが、圓東先生からアドバイスをいただいて、それぞれにオリジナルの作品ができました。

作品は乾燥させた後、1週間ほどかけて圓東先生の窯で焼き上げ、冬には生徒たちの手元に作品が届く予定です。

校外実習(食物調理科3年)

7月5日(月)から29日(木)までの間に10日間、地元の飲食店やホテルに校外実習に行かせていただきました。 校内で学習した知識や技術をもとに、さらに調理師としての技術向上や実践的な態度を学ぶことを目的としています。
生徒たちは、最初は少し緊張した様子でしたが、現場の方々がとても丁寧にご指導くださり、充実した10日間を過ごすことができました。
実際の現場で実習をさせていただくことで、技術だけでなく社会人としてのマナーや心構えなども学ぶことができ、将来の進路選択にもつなげることができました。

校外実習[津山鶴山ホテルとのランチコラボメニュー開発](食物調理科3年)


津山鶴山ホテルで校外実習をした生徒たちが、和洋中にわかれて夏をテーマにしたランチメニューの開発に取り組みました。
それぞれに担当のシェフの方がついてくださり、相談しながら献立作成を行いました。


和食メニューは、豚しゃぶの肉にこだわり薄く仕上げ食感をよくしました。鱧は大葉と赤シソ2種類使用し彩りを考え、梅肉ソースで夏バテ予防や疲労回復、さっぱりと食べられるよう工夫しました。


洋食メニューは、ハワイ料理をテーマに考え、食材もサーモンやアボガド、パインなどを使用し、色彩豊かで見た目にも楽しくしました。現在、オリンピックが日本で開催されているということで、きゅうりで五輪も表現してみました。


中華メニューは、前菜を見た目も味も涼やかにさっぱりと食べてもらおうと工夫し、食前のサンザシドリンクで食欲増進をねらいました。メインのマーボーナスは山椒を効かせて辛く仕上げることで、全体的に調和をとることもできました。

8月1日~31日の期間限定で津山鶴山ホテルレストランにて提供しています。ぜひ、召し上がってみてください。