「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

フラワーアレンジメント特別講座(食物調理科3年)


12月16日(木)、食物調理科3年生が有限会社土井花店代表取締役専務 土井満美子先生をお招きし、フラワーアレンジメントについて学びました。

調理師として食事をする空間を演出することも仕事の一つです。卓上に置く花にも気を配れるようフラワーアレンジメントを学びセンスを磨きました。

今回のテーマは、クリスマスです。
花材は、ガーベラ、ヒペリカム、ブルースター、グニューユーカリ、柳(白)の5つです。白く塗られた柳にはラメがついていて、クリスマスのイルミネーションや雪を連想させてくれます。
花材の長さや花の大きさ、葉のボリューム感の違いによって、同じ花材であっても一つとして同じ作品とはならず、先生と同じように生けても、それぞれの個性が出て面白い作品となりました。


普段、華道の授業で習っている生け方とは異なりましたが、 生徒たちは楽しく生けることができました。

色合いやバランスなどの大切さも教えていただき、今後の卒業制作展示発表会で活かした作品を作りたいと思います。

ディスカバー農山漁村(むら)の宝 奨励賞授与式(食物調理科)


農林水産省が主催し、強い農林水産業や美しく活力ある農山漁村の実現に寄与する全国の優良事例に対して選定が行われる「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の第8回選定において、本校食物調理科が中国四国農政局奨励賞に選ばれ、12月15日(水)に授与式が行われました。

本校食物調理科は、10年ほど前から、特産品でありながら認知度が低かったショウガの栽培に取り組み、ショウガを生かしたレシピの考案や地元企業と連携した商品開発、「津山ショウガまつり」等のイベントを通して地域の食材を広くPRするなどの活動が評価され、今回の受賞となりました。
授与式では、まず農林水産省中国四国農政局岡山県拠点の長友秀昌地方参事官から、食物調理科3年の金子恭子さん(北陵中出身)、牧野理央さん(鏡野中出身)に賞状が授与されました。

続いて、園田校長や河本食物調理科長らも交えてしばらく懇談しました。
生徒は、本校が今までショウガだけでなく様々な地元特産品を活かしたレシピの開発に力を入れてきたことなどを紹介しました。

長友地方参事官からは、本校の取組に対する称賛の言葉とともに、これからも地元農産物の消費拡大のために力を貸してください、とのメッセージをいただきました。

タイ料理特別講座(食物調理科3年)

12月13日(月)、食物調理科3年生がユワデーのタイ料理代表取締役 清水ユワデー先生をお招きし、タイ料理について学びました。

今回教えていただいたのは、タイ風焼きそばと世界三大スープの一つトムヤムクンで 、タイ料理に欠かせない、バイマックルー(コブミカンの葉)、カァー(南姜なんきょう)、レモングラス(ハーブ)、ナンプラー(魚醤)などの食材や調味料についても学びました。



タイ料理はとにかく手順が大切で、材料を入れる順番を間違えると味が変わります。

また、タイ料理は、甘い・酸っぱい・辛いが一つの料理で味わえ、「人生そのもの」というユアデー先生の言葉が印象的でした。

調理実習後、場所を移動して、ユアデー先生が来日してからのお話を伺いました。とてもご苦労をされたようですが、明るく乗り越えられた姿に尊敬の念を抱きました。その中でも「家族や両親を大切にしなさい。今あなた達が存在するのは、家族や両親のおかげ。」というお話に生徒たちは胸を打たれ、涙を流しながら聞いている生徒もいました。
これから社会に出ていく生徒への応援メッセージをたくさんいただきました。

作州城東朝市Ⅲ(調理研究同好会)


12月11日(土)、作州城東朝市に調理研究同好会が出店しました。

今回で3回目となる朝市への参加では、本校特製の榕菴コーヒー入りの「コーヒーパウンドケーキ」と定番の「シンプルパウンドケーキ」を販売しました。
多くの方にお買い求めいただき、生徒たちも自分たちで作った商品を笑顔で販売できました。

タイカービング特別講座(食物調理科3年)

 12月10日(金)、食物調理科3年生が蟹々峪エコファーム代表者 福井利夫先生をお招きし、タイカービングについて学びました。 タイカービングは、カービング用の特殊なナイフを使用して野菜や果物に彫刻するタイの伝統工芸です。

今回、生徒たちは、ラディッシュに数種類のカービングと、リンゴに華やかなカービングを行いました。
今年度、天井設置カメラシステムが設置されたことにより、福井先生の手元を全員が拡大して見ることができ、とても分かりやすくスムーズに講座を進めることができました。


生徒たちは3年間で様々なナイフや包丁に親しんできているためか、みんな器用にカービングナイフを扱うことができ、夢中になって作業を行っていました。

あっという間に時間となり、今回学んだことを卒業制作展示発表会で活用したり、将来、料理に携わった時にやってみたいと生徒代表が抱負を述べました。

おもてなし料理特別講座(食物調理科3年)


12月9日(木)、食物調理科3年生を対象に有限会社味工房代表取締役社長 政木信昭先生をお迎えし、おもてなし料理特別講座を開講しました。

この実習では、政木先生の様々なご経験をもとに料理への心遣いについて実技指導をいただき、調理師としてのおもてなしの方法と社会人としての心構えを学びます。


政木先生からは懐石料理について先生の経験談を踏まえて楽しくご指導いただき、生徒たちは目を輝かせながら真剣に講義を受けました。
実習中も先生は生徒に気さくに声をかけてくださり、調理のコツを一人一人に丁寧に教えていただきました。


この講義を通して、懐石料理ができた背景や、調理の一つ一つに根拠があり、お客様への心配りが大切であることを教えていただきました。
短い時間でしたが、懐石料理の奥深さに触れることができ、貴重な体験となりました。

卒業後も政木先生から教えていただいた「おもてなしの心」を大切にしてほしいと思います。

高校生和食料理コンテスト(食物調理科3~1年)

津村和心美さん考案 「はりねずみの秋の休日」

第5回高校生和食料理コンテスト (東京すし和食調理専門学校 主催)が開催され、 12月6日(月)に結果発表が行われました 。
このコンテストは、2013年にユネスコ無形文化遺産に 和食が登録されましたが、日本人の和食離れが進んでいる状況もあり、和食を未来につなげることを目的に行われている大会です。 今回の応募テーマは「進化系おにぎり」~THE NEXT GENERATION “ONIGIRI”~ということで、 日本を代表するソウルフードである「おりぎり」をアレンジ し令和のおにぎりを開発することになりました。

原田菜々美さん考案 「カップケーキおにぎり」
今井ルナさん考案 「おばけの世界へようこそ!」
山口彩花さん考案 「オムライスと思ったら親子丼だった件」
三宅莉乃さん考案 「和風ハンバーガーおにぎり」

全国から400件を超える応募の中、本校から食物調理科3年津村和心美さん、2年今井ルナさん、正辻香晴さん、三宅莉乃さん、山口彩花さん、1年原田菜々美さんの6名が1次審査(書類審査)を通過しました。

1次審査通過作品は、公式インスタグラムで公開され、オンライン投票会が行われ、6名全員が入賞することができました。

具材や形、食べるシーンは全く自由の進化系おにぎりを作るにあたって、試行錯誤しながらレシピを考案しました。

3年生の津村さんは3年連続で入賞を果たし、他の生徒たちもそれに続くよう日々頑張っています。
ころな禍でオンラインでのコンクール開催や、レシピのみのコンクールが増えていますが、早く対面で美味しさを伝えることができることを願っています。

正辻香晴さん考案 「まるでシュウマイ!?包みおにぎり!」

豆乳レシピ甲子園受賞報告会~食物調理科3年笠尾さん、小林さん、渡邊さん


第8回豆乳レシピ甲子園(日本豆乳協会主催)で入賞した食物調理科3年の生徒3名が、12月6日(月)、園田校長に受賞報告を行いました。

このレシピ甲子園は、最終選考に残った生徒たちのレシピを実際に料理研究家がレシピに沿って調理し、審査が行われています。


「豆乳おかず部門」で最優秀賞を受賞した笠尾愛梨珠さん(勝央中出身)のレシピは「グラタンぎょうざ」。
審査委員長評「ありそうでなかった餃子で、おもしろかったです。」
<作品紹介>豆乳の独特な味がなくなり、とても食べやすくあっさりしています。ぎょうざの皮のもっちりとした食感と、ホワイトソースのトロトロ感がとても合います。

笠尾愛梨珠さん 考案「グラタンぎょうざ」


同じ部門で優秀賞を受賞した渡邊志乃さん(津山東中出身)は「イソフラボンたっぷり豆乳揚げ出し豆腐」。
審査委員長評「ひき肉を入れたことで旨味もアップし、豆腐や豆乳の植物性のたんぱく質の吸収もよくなりますね。」
<作品紹介>あんに豆乳を使うことでクリーミーに仕上げました。また豆乳と豆腐の原料となる大豆にイソフラボンも多く含まれており、美容にも良く女性におススメの作品となっています。

渡邊志乃さん考案「イソフラボンたっぷり豆乳揚げ出し豆腐」
小林晴華さん考案「かぼちゃモンブラン」

「スイーツ・デザート部門」で最優秀賞に輝いた小林晴華さん(北陵中出身)は「かぼちゃモンブラン」。

審査委員長評「生地がシフォンケーキのように軽いのに、豆乳のおかげでもっちりして形がくずれません。」
<作品紹介>生地、中のクリーム、かぼちゃクリーム全てに豆乳を使用しました。豆乳が苦手な方でも食べられるように考えて作った作品です。かぼちゃクリームに、本来生クリームを使用するところを豆乳に置き変えて作ったので、少しさっぱりとした後味になると思います。

植物性たんぱく質摂取の重要性を啓発する食育推進が目的の豆乳レシピ甲子園。全国から数多くの応募があり、料理研究家のほりえさわこさんが審査委員長という本格的なコンテストで、今回3名が上位入賞を果たしました。
津山東高校食物調理科での学びが全国レベルであることを改めて確信した結果でした。 なお、本校は優秀なレシピを数多く応募した学校に贈られる「最優秀学校賞」を授与されました。

激励金贈呈式Ⅲ 全国高校生料理コンクールFHJ賞受賞~食物調理科3年牧野理央さん

全国高等学校家庭クラブ連盟(Future Homemakers of Japan:略称FHJ)が主催し日清製粉グループが協賛する「第52回FHJ-日清製粉グループ 全国高校生料理コンクール」で、食物調理科3年の牧野理央さん(鏡野中出身)が第4位に相当するFHJ賞を受賞し、12月3日(金)に激励金贈呈式が行われました。

式では、藤田同窓会長が同窓会激励金を、園田校長(PTA副会長)がPTA激励金を、それぞれ贈呈しました。


「みんなの笑顔がひろがる私の自慢料理~小麦粉と身近な食材を使って作る私のアイデアレシピ」をテーマとし、文部科学省の教科調査官も審査員を務めるこの料理コンクール。
今回牧野さんは269校からエントリーした実に8,070もの応募作品の中から見事受賞しました。

牧野理央さん 考案「ごんごまん」


受賞したのは、「ごんごまん」。地元食材であるそずり肉、ショウガ、黄ニラなどを使い、ごんご(津山の方言でカッパのこと)のイメージで見た目も可愛く仕上げています。

牧野さんは「いろいろ工夫して考えたので受賞は嬉しいです。これからも力をつけていきます。」と明るい表情で抱負を述べてくれました。

秋のイベント出展[城下・もみじ](調理研究同好会)

 11月20日(土)・21日(日)、津山国際ホテル跡地(津山市山下)で行われた第2回TSUYAMA Shiroshita Park Picnic ~珈琲憧憬~に調理研究同好会が初参加しました。

榕菴コーヒー入りの本校特製「珈琲パウンドケーキ」と、同コーヒーを使用した「ポルボローネ」「サブレ」「スノーボール」を販売しました。



2日間とも良い天気に恵まれ、のんびりとした時間を楽しむために来場されたお客様に、コーヒーのお茶うけに購入していただきました。
 


両日とも、12時過ぎ頃には完売してしましましたが、久しぶりに大きなイベントに参加でき、とても楽しくお客様や他の出展者の方とコミュニケーションをとることができました。
また、1年生にとっては初めてのイベント参加で緊張しながらもしっかり販売ができました。


同じ日程で、鶴山公園(津山市)で開催されていた2021津山城もみじまつり「ご当地グルメ・スイーツフェスティバル」にも調理研究同好会が参加しました。
こちらでは定番の「シンプルパウンドケーキ」と「フルーツパウンドケーキ」「パウンドラスク」を販売しました。


昨年、今年と、東雲祭文化の部でのパウンドケーキ販売がなく、なかなか一般の方が購入できる機会がなかったため、卒業生や本校のパウンドケーキを知っている方々が楽しみにしてくださっており、こちらもほぼ午前中に完売しました。