12月10日(金)、食物調理科3年生が蟹々峪エコファーム代表者 福井利夫先生をお招きし、タイカービングについて学びました。 タイカービングは、カービング用の特殊なナイフを使用して野菜や果物に彫刻するタイの伝統工芸です。 今回、生徒たちは、ラディッシュに数種類のカービングと、リンゴに華やかなカービングを行いました。 今年度、天井設置カメラシステムが設置されたことにより、福井先生の手元を全員が拡大して見ることができ、とても分かりやすくスムーズに講座を進めることができました。
生徒たちは3年間で様々なナイフや包丁に親しんできているためか、みんな器用にカービングナイフを扱うことができ、夢中になって作業を行っていました。 あっという間に時間となり、今回学んだことを卒業制作展示発表会で活用したり、将来、料理に携わった時にやってみたいと生徒代表が抱負を述べました。
12月9日(木)、食物調理科3年生を対象に有限会社味工房代表取締役社長 政木信昭先生をお迎えし、おもてなし料理特別講座を開講しました。 この実習では、政木先生の様々なご経験をもとに料理への心遣いについて実技指導をいただき、調理師としてのおもてなしの方法と社会人としての心構えを学びます。
政木先生からは懐石料理について先生の経験談を踏まえて楽しくご指導いただき、生徒たちは目を輝かせながら真剣に講義を受けました。 実習中も先生は生徒に気さくに声をかけてくださり、調理のコツを一人一人に丁寧に教えていただきました。
この講義を通して、懐石料理ができた背景や、調理の一つ一つに根拠があり、お客様への心配りが大切であることを教えていただきました。 短い時間でしたが、懐石料理の奥深さに触れることができ、貴重な体験となりました。 卒業後も政木先生から教えていただいた「おもてなしの心」を大切にしてほしいと思います。
第8回豆乳レシピ甲子園(日本豆乳協会主催)で入賞した食物調理科3年の生徒3名が、12月6日(月)、園田校長に受賞報告を行いました。 このレシピ甲子園は、最終選考に残った生徒たちのレシピを実際に料理研究家がレシピに沿って調理し、審査が行われています。
「豆乳おかず部門」で最優秀賞を受賞した笠尾愛梨珠さん(勝央中出身)のレシピは「グラタンぎょうざ」。 審査委員長評「ありそうでなかった餃子で、おもしろかったです。」 <作品紹介>豆乳の独特な味がなくなり、とても食べやすくあっさりしています。ぎょうざの皮のもっちりとした食感と、ホワイトソースのトロトロ感がとても合います。
笠尾愛梨珠さん 考案「グラタンぎょうざ」
同じ部門で優秀賞を受賞した渡邊志乃さん(津山東中出身)は「イソフラボンたっぷり豆乳揚げ出し豆腐」。 審査委員長評「ひき肉を入れたことで旨味もアップし、豆腐や豆乳の植物性のたんぱく質の吸収もよくなりますね。」 <作品紹介>あんに豆乳を使うことでクリーミーに仕上げました。また豆乳と豆腐の原料となる大豆にイソフラボンも多く含まれており、美容にも良く女性におススメの作品となっています。
渡邊志乃さん考案「イソフラボンたっぷり豆乳揚げ出し豆腐」
小林晴華さん考案「かぼちゃモンブラン」
「スイーツ・デザート部門」で最優秀賞に輝いた小林晴華さん(北陵中出身)は「かぼちゃモンブラン」。 審査委員長評「生地がシフォンケーキのように軽いのに、豆乳のおかげでもっちりして形がくずれません。」 <作品紹介>生地、中のクリーム、かぼちゃクリーム全てに豆乳を使用しました。豆乳が苦手な方でも食べられるように考えて作った作品です。かぼちゃクリームに、本来生クリームを使用するところを豆乳に置き変えて作ったので、少しさっぱりとした後味になると思います。
植物性たんぱく質摂取の重要性を啓発する食育推進が目的の豆乳レシピ甲子園。全国から数多くの応募があり、料理研究家のほりえさわこさんが審査委員長という本格的なコンテストで、今回3名が上位入賞を果たしました。 津山東高校食物調理科での学びが全国レベルであることを改めて確信した結果でした。 なお、本校は優秀なレシピを数多く応募した学校に贈られる「最優秀学校賞」を授与されました。
全国高等学校家庭クラブ連盟(Future Homemakers of Japan:略称FHJ)が主催し日清製粉グループが協賛する「第52回FHJ-日清製粉グループ 全国高校生料理コンクール」で、食物調理科3年の牧野理央さん(鏡野中出身)が第4位に相当するFHJ賞を受賞し、12月3日(金)に激励金贈呈式が行われました。 式では、藤田同窓会長が同窓会激励金を、園田校長(PTA副会長)がPTA激励金を、それぞれ贈呈しました。
「みんなの笑顔がひろがる私の自慢料理~小麦粉と身近な食材を使って作る私のアイデアレシピ」をテーマとし、文部科学省の教科調査官も審査員を務めるこの料理コンクール。 今回牧野さんは269校からエントリーした実に8,070もの応募作品の中から見事受賞しました。
牧野理央さん 考案「ごんごまん」
受賞したのは、「ごんごまん」。地元食材であるそずり肉、ショウガ、黄ニラなどを使い、ごんご(津山の方言でカッパのこと)のイメージで見た目も可愛く仕上げています。 牧野さんは「いろいろ工夫して考えたので受賞は嬉しいです。これからも力をつけていきます。」と明るい表情で抱負を述べてくれました。
11月20日(土)・21日(日)、津山国際ホテル跡地(津山市山下)で行われた第2回TSUYAMA Shiroshita Park Picnic ~珈琲憧憬~に調理研究同好会が初参加しました。 榕菴コーヒー入りの本校特製「珈琲パウンドケーキ」と、同コーヒーを使用した「ポルボローネ」「サブレ」「スノーボール」を販売しました。
2日間とも良い天気に恵まれ、のんびりとした時間を楽しむために来場されたお客様に、コーヒーのお茶うけに購入していただきました。
両日とも、12時過ぎ頃には完売してしましましたが、久しぶりに大きなイベントに参加でき、とても楽しくお客様や他の出展者の方とコミュニケーションをとることができました。 また、1年生にとっては初めてのイベント参加で緊張しながらもしっかり販売ができました。
同じ日程で、鶴山公園(津山市)で開催されていた2021津山城もみじまつり「ご当地グルメ・スイーツフェスティバル」にも調理研究同好会が参加しました。 こちらでは定番の「シンプルパウンドケーキ」と「フルーツパウンドケーキ」「パウンドラスク」を販売しました。
昨年、今年と、東雲祭文化の部でのパウンドケーキ販売がなく、なかなか一般の方が購入できる機会がなかったため、卒業生や本校のパウンドケーキを知っている方々が楽しみにしてくださっており、こちらもほぼ午前中に完売しました。
11月20日(土)、中国地区牛乳・乳製品料理コンクールが公益財団法人 岡山県学校給食会(岡山市南区)で開催され、本校から食物調理科2年生の筈尾向陽くんが岡山県代表として出場しました。
筈尾くんは考案した「ミルクあんかけ海鮮かた焼きそば」の麺が県大会よりパリパリになるように、作業工程を少し改善して当日を迎えました。 県大会の時と同じ会場ということもあり、とても落ち着いた様子で、いつも通り手際よく調理することができました。
審査の結果、優良賞をいただきました。 審査員の先生方からアドバイスをいただいたり、他県で活躍する生徒と関わったり、様々な作品に触れ、実りある一日となりました。 これからの活躍が本当に楽しみです。
11月20日(土)、第52回FHJ-日清製粉 グループ全国高校生料理コンクールの表彰式が家庭クラブ会館(東京都渋谷区)で開催され、本校食物調理科3年牧野理央さんが出席しました。 この大会では「みんなの笑顔がひろがる私の自慢料理」をテーマに、小麦粉と身近な食材を使って作るアイディアレシピが審査され、牧野さんの考案した「ごんごまん」は、FHJ賞(4位)を受賞しました。 とても緊張した表彰式でしたが、「ごんごまん」は具や色を何度も試作して作り上げた作品であり、受賞できとてもうれしいと喜んでいます。 また、他の受賞者の方の作品や工夫も聞くことができ貴重な経験となりました。
「ごんごまん」は津山の特産品であるショウガ、そずり肉、黄ニラをメインとした肉あんを小麦粉で作った皮で包んだ肉まんです。 見た目をごんご(津山の方言でカッパ)にして、味も見た目も楽しめるようにしています。
11月20日(土)・21日(日)の2日間、鶴山公園(津山市)で行われる、2021津山城もみじまつり ご当地グルメ・スイーツフェスティバルに調理研究同好会が参加します。 当日は、シンプルパウンドケーキ(400円)とフルーツパウンドケーキ(500円)、シンプルパウンドケーキラスク(100円) を販売いたしますので、ぜひお越しください。
また、同じ日程で、津山国際ホテル跡地(津山市山下)で、第2回TSUYAMA Shiroshita Park Picnic ~珈琲憧憬~に調理研究同好会が参加します。珈琲パウンドケーキ(500円)と珈琲サブレ(100円)、スノーボール(コーヒー)(100円)、ポルボローネ(コーヒー)(100円) を販売します。 こちらはコーヒーづくしで、初登場のお菓子もありますので、お楽しみに!
11月10日(水)、岡山市ふれあい公社(岡山市南区)において、令和3年度食肉惣菜創作発表会岡山県大会が開催されました。 本校から食物調理科3年佐伯真穂さん、牧野理央さん、食物調理科2年櫻井和也くん、西尾友博くん、長尾歩美さんの5名が出場しました。 国産食肉と地域食材を使った創作料理をテーマとしています。作り上げた作品は、白いトレイに盛り付け、お肉屋さんの惣菜として販売できるようなアイデアあふれるレシピで競います。
使い慣れない調理室で、生徒たちは慌てる時もありましたが、臨機応変に対応しながら、作品を完成させることができました。 調理の様子を見られている審査員の方々から、「男らしい大胆な料理だね」、「食材の組み合わせが面白い」、「手際がいいね」と声をかけていただきました。
西尾友博くん考案「ジュワっと肉寿司(牛)」
牧野理央さん考案「岡山ぎゅっとスウェーデンミートボール(牛豚あいびき肉)
長尾歩美さん考案「イタリア風ご飯入り肉団子(牛豚あいびき肉)」
佐伯真穂さん考案「PARIっとKOREステロール~オクたまの巻~(豚)」
櫻井和也くん考案「ジャンボな”お肉”(豚・鶏)」
試食審査の結果、全員が上位入賞とはなりませんでしたが、2年生の櫻井くんの「ジャンボな“お肉”」が最優秀賞に選ばれました。 審査員のみなさんから、「櫻井くんの作品は、マンガに出てくるような見た目から楽しむことができる作品。味も美味しかった。」
「また、どの料理も甲乙つけがたく、レベルが高い。見た目の面白さや綺麗さで目を引く作品や、料理名からインパクトのある作品があり、どの料理も工夫がされていた。」と、講評していただきました。 最優秀賞に輝いた櫻井くんは、全国大会に向けて審査員の先生から改善点などのアドバイスもいただき、もう一度試作をし、岡山県代表として書類審査を突破できるように頑張っています。
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