全国大会受賞報告会Ⅱ(食物調理科3年)

全国大会に出場した食物調理科3年生が、1月31日(金)、安東校長に受賞報告を行いました。

1月11日(土)に武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)で開催された令和6年度食肉惣菜創作発表会全国大会「2024ミートデリカコンテスト」 において、長尾実果さんが、審査員特別賞 中村昌次賞を受賞しました。
「こんなお惣菜がお肉屋さんにあったらいいな」と思う国産食肉を使った食肉惣菜をテーマ とする大会です。

安東校長から、「予選を勝ち抜き全国大会に行くということで激励金贈呈式や壮行会を行ったが、全国大会に出るだけでも素晴らしいことで、その上、審査委員特別賞を受賞したということでとてもうれしい。よく頑張った。このことは津山東高校の食物調理科が頑張っているということが、世の中に知れ渡る素晴らしいことだと思う。長尾さんが3年間しっかり頑張ったことが形になって本当にうれしく思う。これから次の道に進むが今回のことを自信にして頑張って欲しい。」と称えました。
長尾さんから、「初めての大会でとても緊張しましたが、結果を残すことができとてもうれしいです。ありがとうございました。」と、お礼を述べました。

大会での作品

医療リスクマネジメント講座(専攻科1年)

1月30日(木)、専攻科1年生を対象に、津山中央病院医療安全管理室専門課長 松本裕子先生より臨床における「医療リスクマネジメントについて」の講演をしていただきました。

医療安全について過去に発生した実際の事故事例から医療事故や医療過誤を防ぐためには、自分一人だけではなく医療者同士のコミュニケーションをしっかりと図ることや周りの力も必要であることも教えていただきました。

医療事故は誰でも起こす可能性があるため、チーム全体で患者の安全を守っていく必要があります。

臨地実習では日々記入しているインシデントレポートなどを活用し、様々な視点から客観的に振り返りを行うことの大切さも改めて考え直すことができました。

コミュニケーションエラーの背景要因としてあげられる「思い込み」を防止するためには、言葉に出してはっきりと伝え、言葉に出して確認することがどれだけ大切であるかを実践を通じて改めて感じることができました。

講演会では今までに起きたことのある医療事故について、医療事故を防ぐために病院で行っていることや法律について学ぶことができました。
医療者同士のコミュニケーションをしっかりとることや看護師のダブルチェック、指差し呼称を行うことでインシデントやアクシデントを未然に防いでいくことが医療事故を起こさないためにとても重要だと思いました。
講演での学びを今後の実習にいかしていきたいと思います。