1月30日(火)、食物調理科3年生が卒業するにあたり、3年間の学習成果を料理で表現し、保護者にお礼を伝える感謝会を開催しました。
献立は、卒業制作展示発表会で最優秀賞・優秀賞に選ばれた作品の中から構成しました。
今回は、
前菜:焼き豚・ゆで鶏・白和え・紅白なますいくらのせ・抹茶豆腐だし醤油がけ
冬瓜蒸しスープ
えびチリ
焼売
鯛めし
生月餅、フランボワーズのムースケーキ
生徒全員で作りました。
受賞した生徒3名が料理の説明をしながら、コース仕立てで召し上がっていただきました。接客も生徒が行い、保護者のみなさんは順番に提供される料理に感動され、生徒たちの成長を感じられていました。
生徒たちは、もう少しで卒業を迎えます。この3年間は本当に忙しく大変でしたが、あっという間に時間が流れました。
感謝の気持ちと謙虚さを忘れず、それぞれの道に向かって進んで欲しいと思います。
1月30日(火)、専攻科1年生を対象に、津山中央病院医療安全管理室専門課長 松本裕子先生より、臨床における「医療リスクマネジメント」の講演をしていただきました。
医療安全について、過去の事故事例から、本当にこんな事があったのかと思うものがありましたが、人は完璧に全てをこなすことは難しいのだと改めて感じました。
松本先生から、医療事故を防ぐためには自分だけでなく周りの力も必要で、お互いの人間的特性やどのようなところでミスをしやすいのかを知っていることもとても大切だと教えていただきました。
医療職はチームワークであり、チームで患者の安全を守って行く必要があります。まずは医療従事者間で互いの特性を知り、関わるべきだと感じました。また、患者さんや自分たちの安全を守るためにも日々のインシデントレポートなどを活用し、様々な視点から客観的に振り返りを行うことの意味を考えることもできました。
最後に生徒代表が、「『人はミスをするもの』であるが、個人の特性を認識し、その上で何を注意すべきなのかを考える必要があることや、組織全体で安全を考え行動することが大切であると改めて感じることができました。これからの学校生活で、まずは人と関わることやチームワークを大切にしていきたい。」と学びとお礼を述べました。
1月29日(月)、放課後の時間を使って「対話の会」を開催しました。
現在、生徒会では「ルールメイキング」に取り組もうと考えています。これは、校則を変える・作るという目的ではなく、学校生活について様々な目線で考え、その中で見えてきた困りごとに対して「納得解」を模索していくことを目標としています。そのためにはまず、立場を越えた「対話」が必要だと考え、開催に至りました。
まずは対話の雰囲気づくりとして「対話型鑑賞」を行いました。現代アート作品の鑑賞を通して「私の気付いたこと、感じたこと」を共有しました。同じものを見ていても、一人ひとりの感じること、視点の違いがあり、とても興味深い気づきがありました。
今回は対話のテーマを2つにしました。1つ目のテーマは「学校ってどんな場所?何のための場所?」、2つ目のテーマは「パーマを許可してほしいと意見する人の背景にある想いや状況は何だろう。」でした。
それぞれ「私」の考えを共有することで、これまで当たり前だと考えていたことにも、様々な視点が生まれた時間となりました。
今回は、生徒会執行部と有志の先生方で対話の会を実施しました。この会のルールは「否定をしないこと」「1つの答えにまとめないこと」としました。
次回の日程は未定ですが、多くの人に参加していただけるよう、機会を作っていこうと思います。
自分の想いも、他者の想いも互いに尊重し合える学校を目指して、今後も対話を続けていきたいと思います。
一般選抜をはじめ、総合型選抜、学校推薦型選抜と入試形態が多岐にわたるなか、多くの大学で小論文が課されます。
1月26日(金)、 1年生が小論文の基本的な書き方を学ぶために、(株)Gakkenの玉田真由美先生をお招きしました。
小論文と作文の違い、時間配分や構成の仕方、課題文の着目すべきポイントを教えていただいた上で、段落ごとに要旨をまとめる練習を行いました。
また、小論文の上達法として、ドキュメンタリーやニュース、YouTubeを活用しながら時事ニュースに関心をもつようにアドバイスをいただきました。
最後に、生徒代表 が「小論文とは、自分の意見を根拠をもとに述べ、前向きな展望を書く必要があると学ぶことができました。」とお礼の言葉を述べました。
普通科1年生は、今回の講演会で学んだことを生かして2月に小論文模試を受験します。根拠を持って自分の意見を論理的に述べてくれることを期待します。
1月29日(金)、普通科・食物調理科の2年生を対象に(株)Gakken 玉田真由美先生から志望理由書の書き方についてご講演いただきました。
来年度の秋から始まる推薦入試をはじめ、生徒たちは関心を持ちながらも、どのように書けばよいのかわからない状態でした。
玉田先生からの「志望理由書は面接の最重要書類。良い志望理由書が書ければ、面接はこわくない。」という言葉が印象に残りました。そして、そのための志望理由書の書き方をわかりやすく、テンポよくお話しいただきました。
生徒たちは、ワークシートにラインを引いたり、キーワードをメモしたりして、真剣に話に耳を傾けていました。中でも、「職業へのあこがれたきっかけだけでなく、あこがれが決意に変わったきっかけを書く」というお話に対して、考えさせられた人も多いのではないでしょうか。
講演の後、生徒の感想では、「大学進学を目指しているので、良い志望理由を書く方法がわかった。これからしっかりと準備していきたい。」と決意を新たにしている生徒もいました。
今回の講演が生徒各々にとって進路実現に向けた行動へのきっかけとなったことと思います。
1月24日(水)、 看護科3年生を対象に、母性看護について理解を深める目的で、赤堀クリニック看護部長 妹尾雅代先生にお越しいただき、講義を受けました。
妹尾先生から、胎児の成長過程や妊娠中の母親の変化、分娩の進行度に合わせた胎児の様子をモデル人形やスライドを使ってわかりやすく説明をしていただきました。
胎児は子宮の中であくびやしゃっくりをしたりして、呼吸の練習をしていることに生徒たちはとても驚いていました。
今回の講演を通して、満足のいく出産ができるよう、妊婦さんだけでなく夫や家族に対して関わりをもつ大切さを学びました。
また、自分を生んでくれた母親、家族のサポートに感謝の気持ちを持つことにつながりました。
1月23日(火)、第34回食物調理科卒業制作展示発表会を開催しました。
3年間の学習成果と、支えてくださった方々への感謝の気持ちを料理で表現しました。
当日は、午前中に講師の先生方による審査が実施され、午後の表彰式で安東校長の式辞後、審査結果の発表が行われました。
結果発表の前に中西審査員長(日本料理 織部 店主)から「感動した。」という言葉をいただき、生徒たちは喜び、それと同時に安堵の表情も見られました。
今年度は審査員特別賞から発表され、生徒もドキドキしながら結果を聞いていました。
安東校長より、受賞した生徒一人ひとりに表彰状と盾が手渡されました。
今回は保護者も会場に入ることができ、生徒たちの勇姿を見てもらうことができました。
審査結果の発表で名前が呼ばれず悔しい思いを言葉にした生徒もいましたが、それだけ一生懸命に取り組んだ証だと思います。
決して賞をとることが目的ではないので、3年間頑張ってきた仲間と達成感を味わえたことに価値があります。
今年度の食物調理科卒業制作展示発表会を令和6年1月23日(火)12:00~18:00で開催いたします。一般公開並びにパウンドケーキの販売(12:00~16:00)を予定しています。
なお、14:00~15:00ごろまでは表彰式のため展示会場に入場することができません。この間は、別室にてオンラインで様子をご覧いただけます。
ぜひ、3年生の集大成の作品をご覧ください。
1月19日(金)、 「一瞬の感動を人生のきっかけへ」という題目で、株式会社グローバルキャリア代表取締役 的場亮先生に1年生の進路講演会をしていただきました。
現在の自分の在り方生き方についての自覚を深めるとともに、生徒一人ひとりの進路意識の高揚を図ることを目的としています。
まずは、「本気であっち向いてホイ選手権」を生徒全員で行い、二度と同じような結果にはならないが、運は「運ぶ」ものであるため自らの限界を決めずに可能性を広げていこうというお話がありました。
そのために、最初は周りの大人や仲間に頼りながら知識や技術を積み重ね、徐々に自立していく必要があるということを教えていただきました。
生徒たちは、自分の心に残った言葉をメモしながら熱心に的場先生のお話を聞きました。
最後に、代表生徒が「今後の学校生活では、考え方をアップデートしながら、気づいていない答えを探しに行く姿勢を大切にしていきます。」とお礼の言葉を述べました。
的場先生の言葉や思いが、1年生にとって自分の進路について考える「きっかけ」になってくれることを願います。
1月15日(月)、食物調理科3年生がパティスリーマコトエバラ×モンレアルのパティシエ江原誠先生を講師にお迎えし、あめ細工特別講座を開講しました。
砂糖の科学性と熟練した技により、芸術的な作品が生まれることを知り、その知識と技術を習得する目的で、毎年実施しています。
引きあめの実演を見させていただき、バラの作り方を教えていただきました。
花びらを作るために、繊細な技術が必要で江原先生は簡単に作られていましたが、生徒たちは花びらの形を1枚作るのにもとても苦戦していました。
最後に江原先生が作ったケーキの上に、あめ細工を置き仕上げの作業をしてくださいました。あめ細工のケーキは特別感があり、とても華やかになり生徒も感動していました。
あめ細工は、一度習っただけでは習得することができないので、練習を繰り返すことが大切だと教えていただきました。
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