「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

善行少年表彰(2年)

12月12日(火)、津山警察署で善行少年表彰式が開催されました。本校から、食物調理科2年生の真木章汰さんが受賞することになりました。

真木さんは、下校途中にパニック状態になっている幼い子どもを助けたことに、そのご家族からも大変感謝され、幼い子どもを適切に救助するなど思いやりのある行動は他の模範となると称えられ、今回の受賞に至りました。

表彰式では、入江津山警察署長から表彰状と記念品をいただきました。
また、入江警察署長からは、「これからも人の役に立ちたいと思う気持ちを大切にし、人に感動を与え、信頼される人になってほしい。」というお言葉をいただきました。

真木さんも、「これからも周りをよく見て、困っている人に手を差し伸べたい。」と感想を述べています。

性教育講演会(1年)

12月8日(金)、1年生を対象とした性教育講演会を開催しました。

「未来のパパ&ママを育てる出前講座等推進事業」の一環で、新見公立大学健康科学部看護学科講師 川下菜穂子先生に、「高校生に必要な性と健康~お互いを大切にする関係性を育むために~」と題しご講義いただきました。看護学科の学生2名も来校し協力してくださいました。


最初に2名の学生から、10年後の自分のために何ができるか、ライフプランを考えてみようと提案され、仕事を通してのキャリア形成や結婚・妊娠・出産などなりたい未来について考える機会をいただきました。

次に川下先生から、未来の自分のために今できること、好きな人との付き合い方について話していただきました。
避妊方法や性感染症とその予防法について、性暴力・性犯罪・デートDVについて、詳しく話していただき、相談窓口も紹介してくださいました。生徒たちは真剣に話を聞いていました。

最後に生徒代表が、「身近なSNSでのやりとりがデートDVや性暴力につながることもあると聞き、高校生として未来の自分たちのためにお互いを大切にした関係性を築くこと、困ったときは大人に相談することも必要であると学ぶことができました。」とお礼の言葉を述べました。

食育教室(食物調理科1年・看護科1年・普通科2年)

12月7日(木)から13日(水)までの4日間、高校生への食育教室を実施しました。

津山市こども保健部健康増進課の5名の講師の方が指導され、家庭基礎と家庭総合を受講している食物調理科1年、看護科1年、普通科2年が学びました。
今回は、「食育SATシステムによる食生活診断」と「健康つやま21の啓発」の内容で受講しました。

「食育SATシステムによる食生活診断」では、自分の日ごろの夕食メニューの模型をトレイにのせること(SATシステム)によって、栄養価の計算とその食事バランスのチェックができ、☆の数で診断してもらいました。


SATシステム診断では、☆を5つ獲得する献立を選ぶ生徒が少なく、講師の先生から食生活の改善を細かく説明してもらいました。

「健康つやま21の啓発」では、傾聴の仕方やたばこの害について講義を受け、実習をしました。

傾聴実習では、人の話を聞くときには、相手の立場に立つことがコツだということを学びました。

おもてなし料理特別講座(食物調理科3年)

11月29日(水)、食物調理科3年生を対象に「政木信昭の料理教室」校長の政木信昭先生を講師としてお招きし、「懐石料理から学ぶ和食のおもてなし」料理の講座を実施しました。

政木先生は、温かい手料理の素晴らしさ、本物のおいしさを幅広い人に知ってもらうために県内で料理教室を開かれており、様々なご経験から、料理の心遣いや実技、調理師としてのおもてなしの方法や社会人としての心構えなど多くのことを教えていただきました。


懐石料理、「十一月口切りの茶事」の献立構成を学び、実際にはA~Cの料理を作りました。


普段、 生徒たちは学べない懐石料理に興味を持ち、積極的に質問をし、切り方や味付け、盛り付けの方法などを教えていただきました。



調理師として修行をされた政木先生から、実技はもちろん心の面からの調理に対する姿勢を教えていただき、とても心温まる授業となりました。

12月のイベント・出店のお知らせ(調理研究同好会)

調理研究同好会では、各地のイベントに出店します。みなさん、会場で東高を探してみてください。お待ちしています。
詳しくは、各主催者に問い合わせていただくか、イベントホームページをご参照ください。

🍴 12月16日(土) 津山東高レストラン しののめキッチン in 作州民芸館
(作州民芸館)
①11:00~  ②13:00~
PDFはこちら

🎀12月24日(日) 津山まちの駅城西 野菜と魚の市(作州民芸館)
9:00~ 珈琲まんの販売

       

テーブルコーディネイト特別講座(食物調理科3年)

11月22日(水)、食物調理科3年生が小池佳子先生と最所養子先生からテーブルコーディネイトを学びました。
食卓の演出技術を身に付けることで、料理の価値が高められることを知り、調理師としての感性を磨くことを目的として毎年実施しています。

テーブルコーディネイトの基礎について講義していただき、その後ナプキンのたたみ方の実技に入りました。
王冠とバラの2種類をデモンストレーションしていただき、実際に折ってみました。生徒は1枚の布が様々な形になることに感動をしていました。


班ごとに分かれ花を選び、その花から皆でイメージを膨らませ、テーマを決めてテーブルを演出していきました。
花の生け方や色の配色、見せ方などのアドバイスを先生方からいただき、どんどんテーブルを飾っていきました。

最後の講評では、先生方から、「私たちがほとんど手をかけていない班もありましたが、どのテーブルも上手くまとめていて、色やお皿、道具の使い方などセンスがあり、テーマ説明もわかりやすかった。」とお褒めのお言葉をいただきました。


1月に行われる卒業制作展示発表会で今回の学びを活かしていきたいと思います。

津山産小麦レシピコンテスト[最終審査会](食物調理科)

11月19日(日)、―美作国創生事業― 2023年 食・農・地域を紡ぐ次世代育成プロジェクト 津山産小麦レシピコンテスト最終審査会が開催され、食物調理科1~3年生が出場しました。

この審査会では、9月に行われた校内料理コンクールから絞り込まれた10作品が審査対象で、商品化だけでなく、レシピをまとめたリーフレットを配布することで津山産小麦の魅力を発信することを目的としています。

開会式では、株式会社マルイの松田社長より、「私たちは、 今 、ローカルフードの取り組みを推進しています。津山東高校の皆さんは、この取り組みに協力し、たくさんのアイディアを出してくれています。みんなで、地域の魅力を発信していきましょう。」というあいさつがありました。
谷口津山市長からは、「地域創生事業の取り組みとして、津山産小麦の宣伝に取り組んでいます。多くの企業にご協力いただき、感謝申し上げます。高校生の力も借りて、一緒に宣伝していきましょう。」というお言葉をいただきました。



生徒たちは、前日から自宅で仕込みを行い、当日も朝早くから登校してコンテストの準備を行いました。


自分たちの考えたレシピについて工夫点などをスライドにまとめ、その魅力を発表しました。
プレゼンとともに、審査員の方に試食していただき、審査をしていただきました。

アイデア賞 

アイデア賞
ぴざはっと

Pizza aux poires

<作品紹介>津山産の梨やはちみつを使ったピザで、外はカリカリ、中はもちもちした食感になるように工夫しています。

地域密着賞

地域密着賞
smile flower’s

「ホルモンお好み焼き」

<作品紹介> ホルモンや津山産ショウガを用いたお好み焼きで、たれを味噌ベースにすることで、ホルモンとの相性がよくなるように工夫しました。

優秀賞 

優秀賞
H&M936

「3種の肉まん」

<作品紹介> 肉まんの形は桜の花びらをイメージした形にし、中の具材は津山で有名なそずり肉を使って仕上げる工夫をしました。

グランプリ 

グランプリ
カレーパンまん

「焼きカレーパン」

<作品紹介> カレーパンの具は、地域食材を使った無水のドライカレーにしており、さつまいもを入れることで秋の味覚も楽しめるように工夫しました。



グランプリ受賞者は、「グランプリがとれると思っていなかったので、とても嬉しいです。多くの人に食べてもらいたいです。」とコメントしました。


閉会式では、株式会社マルイの松田社長より、「今日のコンテストまで、みなさんは本当に創意工夫されていることがよく伝わるコンテストでした。SDGsの観点を取り入れるなど、みなさんの努力に感謝を申し上げます。」というお言葉をいただきました。

今回のコンテストを通して、私たちも津山産小麦の魅力に気づくことができました。津山産食材の魅力を発信できるよう、これからも努力していきます。

津山城もみじまつり(調理研究同好会)

11月18日(土)、津山城もみじまつりが 鶴山公園一帯で開催され、本校から津山産ショウガを使用した限定のショウガパウンドと、定番のシンプルパウンド、フルーツパウンドのミニサイズを販売しました。

この日は非常に寒い一日で、風も強く雪もチラチラ舞う悪天候でしたが、調理研究同好会の1・2年生6名が元気に販売しました。


1年生にとっては初めての販売だったため、2年生からラッピング方法や販売方法を教えてもらいながら準備し、協力して完売することができました。

人権教育講演会(1~3年)


11月17日(金)、オフィス ドゥ・プラスの小林正和先生をお招きして、「インターネットにおける人権」というテーマで講演していただきました。

小林先生は、昨年度まで福山大学で教授をされており、その知見を生かしてネットモラル向上に関する内容をお話していただきました。


インターネットにおける誹謗中傷など時事的な話題を交え、SNS等とどのように付き合えばよいか、具体例を挙げつつ、話をしてくださったので、生徒たちは真剣に小林先生の話を聞きました。



この講演会を機に、インターネットにおける振る舞い方や、スマートフォンの扱い方などを考える機会にしてほしいと思います。

家庭クラブ研究発表大会[岡山県大会](家庭クラブ)

10月の岡山県高等学校家庭クラブ連盟備前・美作支部研究発表大会にて優秀賞を受賞した本校のスクールプロジェクト「地域食材で地域を笑顔に!~地産地show×廃棄食材に新たな未来を~」が、11月17日(金)、総社市民会館で行われた第70回記念大会に出場しました。

当日は、家庭クラブ役員が早朝に出発し、発表者が後発で総社へ向かいました。午前中、会場準備と発表リハーサルを行い、昼からが発表でした。

今回の大会は、4年ぶりに来賓と観客の入場があり、新型コロナ禍前の様子に戻ったとのことでした。
スクールプロジェクト2校、ホームプロジェクト4校の参加で、本校は6チーム中、最初の発表でしたが、発表者の杉本陽香さん(食物調理科2年)は、落ち着いて発表することができました。


講評で、美作地域の食材を在校生のアンケートから見出し、持続可能な食材として、津山産小麦を使用していることを評価していただきました。



今後の課題として、他科との協力や生産者の問題点を明確にして、研究を進めていくとよいとのアドバイスとともに優良賞をいただきました。