「看護科・専攻科」カテゴリーアーカイブ

食育教室(普通科2年・食物調理科1年・看護科1年)

12月16日(水)~18日(金)の3日間にわたり、普通科2年生、食物調理科1年生、看護科1年生を対象に津山市健康増進課主催の「高校生の食育教室~食と健康のワークショップ」を開催しました。

フードモデルを用いて栄養価計算してくれる食育SATシステムの体験や食育ゲームを生徒たちは取り組みました。また、新型コロナウイルス感染症を予防するための対策方法や、人間関係をより良く築くための傾聴についての講演もしていただきました。



今回の食育教室では初めて知ったことも多く、今後の生活や、将来、進学や就職で一人暮らしをするという生徒にも活かせる内容をたくさん学ぶことができました。




人権教育講演会(2・3年)



12月1日(火)、2・3年年生を対象に、津山児童相談所所長 福田敏隆先生をお招きし「子ども虐待防止を目指して」と題してお話いただきました。
子どもの虐待死という悲しいニュースはやり切れない思いを人々に抱かせますが、統計上の虐待の件数は年々増えています。近い将来、親となっていく生徒たちにはぜひとも学んでおいてもらいたい講演でした。


講演の内容は、
1.子ども虐待とは何か(定義)
2.なぜ子どもを虐待するのか(原因)
3.子どもの発達について(子どもはどのように社会のルールを身につけていくのか)
4.これからの子育てを考える

生徒たちは、日本における虐待件数の多さや「こんなことも虐待になるのか」ということなどに驚きが隠せなかった様子でした。



福田先生の豊富な経験に基づいたお話は説得力があり、何としても虐待をなくしていきたいという熱い思いが伝わって生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
特に赤ちゃんが登場するビデオには極めて重要な子育てのヒントが示されており、みんな食い入るように映像を見つめていました。
ここに集った生徒たちが将来においてよき父よき母になっている姿が想像できるような気がしました。

性教育講演会(1年)


妊孕性(にんようせい)をはじめ、妊娠、出産に関する正しい知識を知り、高校生の段階で、自身の未来を考え、選択するための知識を得ることを目的に、12月1日(火)6・7限を使って、1年生対象にZoomで、岡山県立大学保健福祉学部の川下菜穂子先生に分かりやすくお話をしていただきました。

岡山県立大学と本校をZoomでつないで行いましたが、生徒はメモを取るなど、真剣に話に耳を傾けていました。

全員に感想を書いてもらいました。ある二人の女子生徒の感想です。 「私たちが、10代のうちにできることとしてすごく勉強になることがたくさんありました。自分が将来、妊娠したい時に妊娠できるように、今、してはいけないこと、逆にしなくてはならないことなどたくさん教えていただきました。」 「女性の卵子は毎月1個作られると思っていたので、母親のお腹の中にいる頃に、すでに一生分の卵子を持っていることを知って驚きました。妊娠することは自分のライフプランにとって深く考えないといけないとても重要なことだと思いました。」
川下先生には、高校生にとって非常に大切な内容を分かりやすく丁寧に教えていただき、誠にありがとうございました。

戴帽式Ⅱ(看護科2年)



10月8日(木)、看護科2年生が戴帽式を迎えました。厳粛な雰囲気の中、保護者に見守られながらナースキャップを戴きました。







ナイチンゲールの灯火が暗い式場をやわらかく照らし、看護科長より一人ずつ憧れのナースキャップを頭上に戴き、感激とともにナースキャップに託された責任と期待の重さを実感しました。






今年度は感染症対策を行いながらの式となりました。それでもこのような式を挙行していただき生徒一同感動しています。






戴帽生全員でナイチンゲール誓詞を唱和し、感謝と決意を新たにしました。





ナースキャップを戴いた私たちの看護師への歩みは始まったばかりです。今後、待ち受けている困難や辛いこと苦しいことから逃げることなく、患者さんに寄り添うことのできる看護師に近づけるように努力し続けます。 看護科2年生一同

戴帽式Ⅰ(看護科2年)




10月8日、看護科2年生の戴帽式が行われました。
戴帽式とは、看護師の象徴であるナースキャップを授けられ、看護師を目指す決意を固める式で、今回は39名が戴帽しました。




今年度は、間隔を広くとれるよう、第二体育館を会場に開催しました。
照明が落とされ、ナイチンゲール像の灯火に照らされる厳粛な雰囲気の中、白石看護科長から一人一人憧れのナースキャップをいただきました。






園田校長は式辞で、「この先時代が大きく変わっても、医療によって人間の命と健康を守ることや、病気にかかった人の心に寄り添うことの重要性は、決して変わることはありません。看護実習を通じて確かな知識と技術を身に付け、将来立派な看護師として活躍してくれることを期待しています。」とメッセージを送りました。



戴帽生を代表して来住ソフィヤさんが「看護の道は始まったばかりです。困難や苦しいことから逃げることなく、理想の看護師に近づけるように努力を続けます。」と決意を述べました。







恒例の戴帽生全員によるナイチンゲール誓詞の唱和もナイチンゲール讃歌の合唱も今回はマスク越しでしたが、将来医療従事者として地域に貢献していこうという熱い思いは、例年にも増して伝わってきました。

11月からの看護臨地実習、頑張ってください!

ネットモラル・薬物乱用防止講演会


10月6日(火)、全校生徒を対象に津山警察署生活安全課巡査部長 鴨井渉先生をお迎えし、高校生のネットモラル・薬物乱用防止について講演していただきました。
ネットモラルに対する正しい知識と社会に及ぼす影響について正しく理解すること、また、薬物についても正しい知識と心身に及ぼす影響を理解し、これらについて適切な行動と意思決定ができる能力を身につけることを目的としています。



生徒は身近な事例を題材にしたDVDを真剣な様子で視聴しました。
また、鴨井先生からも津山署管内で起こった事例のお話もあり、生徒もより身近な 事例として聞き入っていました。





講演後、生徒代表がお礼の言葉を述べました。

なお、別行事を行っていた普通科・看護科2年生と看護実習中の看護科3年生は、後日、この講演を録画したものを視聴します。

スクールカウンセラー講演会(1年)

9月29日(火)、1年生が本校スクールカウンセラーの矢萩小百合先生よりお話を聞きました。 自分自身を好きだと感じること、自分を大切にできる気持ちを持つこと、また、困った時や悩んだ際の援助の求め方、ストレス対処能力を高めるための方法を講演していただきました。

生徒たちは、矢萩先生の声がとても心地よく、気持ちよさそうに話を聞いていました。腹式呼吸を全員で行ってみたり、実際に自分が落ち着く呼吸方法を試してみたり、緊張をした時などすぐに実践ができることを教えていただきました。また、「不安サイクル」から「安心サイクル」に移行する方法も理論的に学び多くの気付きがありました。

生徒の感想では、
◆メンタルについて詳しくお話があり、私もお腹が痛くなりやすいのでとても納得できました。
◆不安な時でも安心した気持ちに変えることができるとわかりました。ニコニコするだけで心が少し変わっていき、プラスの言葉がけをすることが大事なんだと思いました。
◆これまで自分はマイナス思考で考えてしまう時もあったけど、これからはプラス思考で前向きに考えていこうと思いました。
◆なるべくストレスをためないようにしようと思いました。

私の歩んだ道~看護職について語る会~(専攻科)


9月10日(木)・11日(金)、今年度も専攻科1・2年生対象に臨地で活躍中の先輩方お招きして「私の歩んだ道~看護職について語る会~」を開催しました。

現在、保健師として活躍中の小林康平さん、助産師として活躍中の井上友梨香さん、保健師の資格を持ちながら看護師として活躍される本多彩加さん、手術室の看護師として活躍中の能勢恭可さん、養護助教諭として活躍中の延原由季奈さんの5名をお迎えしました。

先輩方から、それぞれ臨地での業務内容を中心に、学生時代の過ごし方や勉強の仕方、進学に向けた取り組みなど、先輩方が歩んできた道をお話しいただきました。
どの職業も命に向き合いながら、継続して学習していく事が必要で、常に目標を持ち前に向かって進み続けることの大切さや、様々な思いが原動力になることを学びました。

  

先輩方の話を聞くことで自分がしたいことと、しなければならないことがわかり、学生のうちに何を考え、どう行動するかが大切だと、生徒たちのこれから歩んでいく未来へのきっかけを作ってくださいました。

代表の生徒から、先輩方の歩み方も参考に自分たちの将来を真剣に考えて自分の道を模索していきたいと、お礼を伝えました。

看護管理講演会(専攻科2年)



9月10日(木) 、専攻科2年生が9月下旬から行われる臨地実習に先立って、医療法人和風会 中島病院看護部長 松岡真樹先生から病院における看護管理についてご講演をいただきました。




病院で実際に行われている「管理」について、どのような場面で管理の視点が必要になるのか教えていただきました。

最後に生徒代表は、「講演や演習を通して、看護管理は管理者やリーダーがするものだというイメージがありましたが、採血だけとってみても様々な管理が必要で、メンバー看護師や学生も、時間の管理、物品の管理、経済的な管理、人員の管理など管理的視点が重要であると学ぶことができました。
9月下旬から行われる統合実践実習では、今回の学びを活かし、統合実践実習の目標でもある、自己の看護観を深め、今後の課題を明確にできるようにしっかりと真剣に看護と向き合っていきたいと思います。引き続きご指導をお願いします。」とお礼を述べました。

接遇講演会(専攻科1年)



9月8日(火)、医療現場における接遇についてと題して、津山中央病院副院長兼統括看護部長 安藤佐記子先生をお迎えし専攻科1年生がお話を聞きました。
接遇について理解を深めるとともに、看護職者として望ましい人間関係を築くために必要なスキルを学びました。





スライドで示された絵を言葉だけで人に伝える演習をしました。形や大きさを言葉だけで表現するのは難しく、思わず手を動かして伝えようとしていました。
改めて、言葉だけで伝えることの難しさに気付き、正確に伝えるための方法について考えるきっかけになりました。




新型コロナウイルス感染症予防のために、マスク着用が推奨されている中では、相手に表情が伝わりにくいため、眼差しや声の調子など気をつける必要があると学びました。






生徒代表が「本日学んだことを学校生活の中に取り入れ、臨地実習では、相手にとって心地良いと感じるコミュニケーションがとれるように心がけたい。」とお礼を述べました。