「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

百人一首大会(1年)



1月19日(火)、1年生の百人一首大会を開催しました。各クラス2人ずつで10人1チームとなり100枚の札を取ります。そして最後に何枚取れたかの数をクラスの合計で競い合うクラス対抗としました。






事前に各クラスで練習をしました。皆、あの札だけは絶対に手にすると意気込んでいました。
もちろん“ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川  からくれなゐに 水くくるとは”の札です。
さて、誰が手にしたのでしょう?

先生方も読み手となり個性あふれる声が響きました。



各グループでは、それぞれが拮抗しており、結果は翌日にならないとわかりませんでした。合計枚数を競います。
集計の結果、優勝は3組でした。そして準優勝は4組です。覚えている人も、反射神経で取る人も、皆が一堂に会し楽しく日本文化を満喫しました。
みなさん、よく頑張りました。

食育教室(普通科2年・食物調理科1年・看護科1年)

12月16日(水)~18日(金)の3日間にわたり、普通科2年生、食物調理科1年生、看護科1年生を対象に津山市健康増進課主催の「高校生の食育教室~食と健康のワークショップ」を開催しました。

フードモデルを用いて栄養価計算してくれる食育SATシステムの体験や食育ゲームを生徒たちは取り組みました。また、新型コロナウイルス感染症を予防するための対策方法や、人間関係をより良く築くための傾聴についての講演もしていただきました。



今回の食育教室では初めて知ったことも多く、今後の生活や、将来、進学や就職で一人暮らしをするという生徒にも活かせる内容をたくさん学ぶことができました。




人権教育講演会(2・3年)



12月1日(火)、2・3年年生を対象に、津山児童相談所所長 福田敏隆先生をお招きし「子ども虐待防止を目指して」と題してお話いただきました。
子どもの虐待死という悲しいニュースはやり切れない思いを人々に抱かせますが、統計上の虐待の件数は年々増えています。近い将来、親となっていく生徒たちにはぜひとも学んでおいてもらいたい講演でした。


講演の内容は、
1.子ども虐待とは何か(定義)
2.なぜ子どもを虐待するのか(原因)
3.子どもの発達について(子どもはどのように社会のルールを身につけていくのか)
4.これからの子育てを考える

生徒たちは、日本における虐待件数の多さや「こんなことも虐待になるのか」ということなどに驚きが隠せなかった様子でした。



福田先生の豊富な経験に基づいたお話は説得力があり、何としても虐待をなくしていきたいという熱い思いが伝わって生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
特に赤ちゃんが登場するビデオには極めて重要な子育てのヒントが示されており、みんな食い入るように映像を見つめていました。
ここに集った生徒たちが将来においてよき父よき母になっている姿が想像できるような気がしました。

性教育講演会(1年)


妊孕性(にんようせい)をはじめ、妊娠、出産に関する正しい知識を知り、高校生の段階で、自身の未来を考え、選択するための知識を得ることを目的に、12月1日(火)6・7限を使って、1年生対象にZoomで、岡山県立大学保健福祉学部の川下菜穂子先生に分かりやすくお話をしていただきました。

岡山県立大学と本校をZoomでつないで行いましたが、生徒はメモを取るなど、真剣に話に耳を傾けていました。

全員に感想を書いてもらいました。ある二人の女子生徒の感想です。 「私たちが、10代のうちにできることとしてすごく勉強になることがたくさんありました。自分が将来、妊娠したい時に妊娠できるように、今、してはいけないこと、逆にしなくてはならないことなどたくさん教えていただきました。」 「女性の卵子は毎月1個作られると思っていたので、母親のお腹の中にいる頃に、すでに一生分の卵子を持っていることを知って驚きました。妊娠することは自分のライフプランにとって深く考えないといけないとても重要なことだと思いました。」
川下先生には、高校生にとって非常に大切な内容を分かりやすく丁寧に教えていただき、誠にありがとうございました。

SHINONOME Kitchen in まきび(食物調理科3年)


11月22日(日)・23日(月・祝)の2日間、公立学校共済組合岡山宿泊所ピュアリティまきび(岡山市北区)において、SHINONOME Kitchen in まきびを開催しました。
昨年度の第29回全国産業教育フェア さんフェア新潟2019全国高校生クッキングコンテストにおいて金賞 ・文部科学大臣賞を受賞した食物調理科3年の牧原直太朗・水嶋華花ペアの「岡山づくしsurprise 御膳」をピュアリティまきびの料理長さんによって再現していただきました。



久しぶりの東雲キッチンは、ピュアリティまきびの支配人さんから頑張っている高校生を応援したいと声をかけていただき、コロナ禍でも開催できる方法を、いろいろ時間をかけて模索し実現することができました。
今年度はいろんなことが中止となり活動の機会が少なかったので、開催できることに大変喜びました。



当日の朝、大急ぎで打ち合わせと準備を終え、万全の体制でお客様をお迎えしました。スタッフの方がいろいろとサポートしてくださり、接客サービスも回を重ねるごとにスムーズに動けるようになりました。

料理も原案の通りに作ってくださり、来場されたお客様にはとても満足していただけました。





今回はパウンドケーキをいつものシンプルとフルーツに加え、ほうじ茶、ショウガ、さらに初めてコーヒー味を作り販売しました。 会場入り口に加え、ピュアリティまきびの玄関でも販売させていただき、ホテルを利用される多くの方に購入していただくことができ、喜んでもらえました。



いつもの東雲キッチンでは、すべて自分たちで見よう見まねでやってきましたが、今回ピュアリティまきびの会場で、プロの方々と一緒にさせていただいたことで、就職を目前に控えた生徒たちにとって現場の雰囲気を体験できる良い機会になりました。

スタッフのみなさんをはじめ、会場にお越しいただいたみなさんに本当に感謝しています。

SHINONOME Kitchen in まきびのお知らせ(食物調理科)

11月22日(日)、23日(月・祝)の2日間、4回に分けて「SINONOME Kitchen in まきび」を開催します。第4回目となる今回は、今年1月に本校で行った第3回の内容を公立学校共済組合岡山宿泊所 ピュアリティまきび(岡山市北区)で行います。
新型コロナウイルス感染症拡大予防に充分配慮し開催いたしますので、ぜひご来場をお待ちしています。
また、今回はパウンドケーキの販売も行います。新しく商品化したものもありますので、楽しみにお越しください。

ポスターのPDFはこちら

牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会入賞報告~食物調理科3年牧原くん、2年宮川くん

岡山県酪農乳業協会主催の「第41回牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会」に出場した食物調理科3年牧原直太朗くん(北陵中出身)と食物調理科2年宮川愛斗くん(久世中出身)が、11月10日(火)、園田校長に入賞を報告しました。

乳製品の普及拡大を目的に開催されるこのコンクールは、料理のしやすさやアイデアの斬新さ、栄養バランスなどが審査基準となります。



牧原くんは牛乳を使ってごまの風味を感じる葛豆腐に仕上げた「ミルくず豆腐のトマトソースがけ」、宮川くんはチーズやかにかまで風味を整えた「すしあげクリームコロッケ」のレシピを考案、641点もの応募作から書類審査通過の10人の内に見事選ばれて岡山市の県学校給食会で実際に調理し、優良賞を獲得しました。




園田校長から「食物調理科で身に付けてきた力をこのような晴れの舞台で発揮できたことは素晴らしい。これからもますます技術や創造力を磨いてください。」とお祝いの言葉が送られ、2人はそれぞれに今後の活躍を誓いました。





中学生のみなさんも津山東高校食物調理科に入学して、クリエイティブなレシピをたくさん考案してください。

豆乳レシピ甲子園入賞報告~食物調理科3年石坂さん

日本豆乳協会主催の「第7回豆乳レシピ甲子園」に出場した食物調理科3年石坂日花里さん(久米南中出身)が、11月10日(火)、園田校長に入賞を報告しました。
このコンクールは植物性たんぱく質の摂取の重要性を啓発する目的で開催されており、全国の高校生を対象にしたレシピコンテストの中で最大規模を誇るコンクールです。

石坂さんは「かぼちゃの豆乳そぼろ煮」のレシピを考案、約1,800点もの応募作から、「豆乳おかず部門」の優秀賞を獲得しました。



石坂さんの作品は、カボチャを豆乳で煮ることでまろやかな風味になります。
そぼろ入りの餡はカボチャ以外の食材でもアレンジが可能で、短時間で作れおかずの一品として出すことができます。



園田校長から「本校の食物調理科で身に付けられる力が全国レベルであることを証明してくれました。これからもますます精進してください。」とお祝いの言葉が送られ、石坂さんは「これからも工夫して、美味しい料理を考えていきます。」と活躍を誓いました。

なお本校は、コンクール参加校の中で特に優れた学校に贈られる「優秀学校賞」を受賞しました。




中学生のみなさんも津山東高校食物調理科に入学して、プロの審査員からも評価されるレシピを考案し「甲子園」の舞台に立ってみませんか?

牛乳・乳製品利用料理コンクール[岡山県大会](食物調理科3・2年)



10月17日(土)、牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会が岡山県学校給食会(岡山市南区)で開催され、本校から食物調理科3年牧原直太朗くんと、2年宮川愛斗くんが出場しました。






宮川くんは緊張気味でしたが、いつもの練習の通り段取り良く作ることができました。

「すしあげクリームコロッケ」は、カニかまを入れて作ったクリームコロッケの中身を寿司用の油揚げに詰めて焼いた作品です。油で揚げていないのでヘルシーで栄養満点。表面がカリッとしているので揚げたような食感が楽しめます。





牧原くんは、牛乳と練りごまとくず粉で作ったごま豆腐に洋風のソースをかけた「ミルくず豆腐のトマトソースがけ」を作りました。
3年生の忙しい中、あまり練習もできずコンクールに挑みましたが、落ち着いて作ることができました。 得意の日本料理をアレンジして普段あまり組み合わせることのない料理に挑戦しました。




審査の結果、2人とも優良賞という結果に終わりましたが、審査委員長の講評では、宮川くんのコロッケのクリームが本当に美味しかった。油揚げとのギャップが面白い。油揚げにわさび醤油を塗っても良かったとアドバイスもいただきました。
牧原くんの作品は、時間制限があったので仕方がないが、豆腐をもう少し練っても良かったし、ボリュームを出したらもっと良かったとアドバイスをいただきました。




調理中に審査員の方々に声をかけてもらいアドバイスもいただき、今後のコンクールの参考になりました。
牧原くんは卒業制作展に向けて取り組み、宮川くんはこれから開催されるコンクールに向けて増々やる気になり、成果が楽しみです。

県教育長を表敬訪問~食物調理科3年笠井萌々香さん



一般社団法人日本即席食品工業協会主催の「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2020」で優勝した食物調理科3年笠井萌々香さん(津山西中出身)が、10月15日(木)、園田校長、河本食物調理科長とともに岡山県庁を訪れ、鍵本芳明県教育長を表敬訪問しました。




多くの全国大会が中止となった影響で生徒の表敬訪問は今年度初めてとのことで、鍵本教育長や同席された中村高校教育課長にとても喜んでいただきました。

教育長は受賞作の辛麺味のインスタントラーメンを使用した「ピリ辛キンパ」を召し上がり、「全国1,134通の応募の中から選ばれたことが納得できる美味しさです。アイデアも素晴らしい。」と絶賛していただきました。




笠井さんは「卒業後は食物調理科の学びを生かせる仕事に就くつもりです。」と、今後の活躍を誓っていました。

なお、今回は西日本放送㈱の撮影クルーが入り、訪問の様子が当日夕方の「RNC news every.」で放映されました。