「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

スクールカウンセラー講演会(1年)

9月29日(火)、1年生が本校スクールカウンセラーの矢萩小百合先生よりお話を聞きました。 自分自身を好きだと感じること、自分を大切にできる気持ちを持つこと、また、困った時や悩んだ際の援助の求め方、ストレス対処能力を高めるための方法を講演していただきました。

生徒たちは、矢萩先生の声がとても心地よく、気持ちよさそうに話を聞いていました。腹式呼吸を全員で行ってみたり、実際に自分が落ち着く呼吸方法を試してみたり、緊張をした時などすぐに実践ができることを教えていただきました。また、「不安サイクル」から「安心サイクル」に移行する方法も理論的に学び多くの気付きがありました。

生徒の感想では、
◆メンタルについて詳しくお話があり、私もお腹が痛くなりやすいのでとても納得できました。
◆不安な時でも安心した気持ちに変えることができるとわかりました。ニコニコするだけで心が少し変わっていき、プラスの言葉がけをすることが大事なんだと思いました。
◆これまで自分はマイナス思考で考えてしまう時もあったけど、これからはプラス思考で前向きに考えていこうと思いました。
◆なるべくストレスをためないようにしようと思いました。

だし活!高校生青春レシピコンテスト(食物調理科2年)

9月27日(日)、食物調理科2年生の「だし活!高校生青春レシピコンテスト」を開催しました。食物調理科2年生が10グループに分かれ「抵抗力を高める」というテーマでメニューを考え、試食審査に臨みました。



グループごとに対象者を設定し、抵抗力を高める効果が期待できる献立を審査員に試食していただき、説明を行いました。各グループは、思い思いに発表をすることができました。






優秀賞:かばっこどうぶつ

大学生の彼女が彼氏のために作ってあげたい抵抗力UPメニューを考えました。簡単に作ることができる上に、サラダやスープなどバランスが良く、美味しいことが評価されました。


優秀賞:BJ4(ベジ4)

女子大生のための夕飯というテーマで考えました。 津山産のアスパラガスとショウガを使った「アスり流し汁」が美味しかった。手羽元のさっぱり焼きも食べやすくて良かったと評価されました。


グランプリ:AO

朝忙しい大学生の朝ごはんという設定でメニューを考えました。 サバ缶を使って調理するので煮込み時間もかからず簡単に調理でき、サバ缶と思えない程美味しく食べることができるという点が好評価でした。




審査員の美作大学 仁見先生から、「どの料理も創意工夫されており素晴らしかった。味も美味しく、抵抗力を高めるために様々な食事のシーンや対象者を想定して作られていた。」と総評していただきました。





今回のレシピ考案で、地域の食材や食材の持つ力についてさらに考えるきっかけになりました。

今後、グランプリレシピはスーパーマーケットMARUIの店頭にパネル展示され、レシピの配付、商品化していただく予定です。


校内実習Ⅱ(食物調理科3年)



6月30日より始まった食物調理科3年生の校内実習が後半を迎えました。週に一度、西洋料理、日本料理、中国料理、製菓を教えてくださっている講師の先生方が来てくださり、調理やレシピ考案についてご指導いただきました。






実習後半になると作業にも慣れてきて、自分たちで一日の仕事や流れを考え、実習に取り組むことができるようになりました。
同じグループのメンバーと協力し合い、前日の反省を活かしながら日々成長する姿が見られました。



実習では失敗したり、毎日ヘトヘトになりましたが、多くのお客様に「美味しい」と喜んでもらえるよう全力で取り組んだ10日間でした。
今回、校内実習で考えた西洋料理、日本料理、中国料理の献立は、今後津山鶴山ホテル(津山市)でもランチメニューとして商品化提供される予定です。

校内実習Ⅰ(食物調理科3年)

食物調理科3年生の校内実習が、6月30日(火)から10日間にわたって行われ、調理師免許取得のために入学以来身に付けた技能を存分に発揮しました。  
実習には、東高の教職員が、予約注文したランチを食物実践室で食することにより協力しています。また、一般生徒向けには3種類の弁当を調理し、予約販売しています。




フランス料理をはじめとした西洋料理や、日本料理、中国料理、折衷料理など多彩なメニューは、どれも本格的。外部講師の先生方からの熱心なご指導などにより、生徒の資質・能力が高められていることが毎日証明されているという印象です。
調理はもちろん、接客やお品書き制作など、すべてが実習です。料理に合ったBGMを選ぶなど、細かいところにも生徒の工夫がうかがえます。


パティシエを目指すチームは、一般生徒と教職員を対象にして、放課後に喫茶を営業し、和菓子 や洋菓子を提供しています。生徒からは「ヤバい、めっちゃ美味しい!」の声が上が ります。同じ東高生に食レポしてもらえる調理実習、同じ東高生が作った料理やケー キを校内で食べられる幸せなひととき…まさに津山東高校ならではの体験です。
中学生のみなさん、みんな揃って津山東高校へ。お待ちしています。


調理師仮認定式(食物調理科3年)

6月25日(木)、食物調理科3年生が調理師仮認定式に臨みました。 この調理師仮認定式は、毎年、校外実習の前にコック帽を受け取り、改めて調理師となる決意を固めるために行われています。今年は感染症予防のため第2体育館で間隔をあけて行いました。
校長は式辞で「このような社会情勢の中で特に衛生管理に配慮し、頭をアクティブに働かせて自分でしっかり考えながら中身の濃い実習にしてほしい。」と激励しました。


 

食物調理科長よりコック帽を受け取り、一人ずつ鏡の前で身につけました。





生徒代表あいさつでは、日下京華さんが「一つでも多くのことを学べるよう積極的に行動していきたい。」と決意を述べました。

今年度の実習は、新型コロナウイルスの影響で校外ではなく、校内実習という形で行うことになりました。6月30日から7月10日のうちの10日間で弁当販売、ランチ、喫茶営業の実習を行います。

交通安全教室



6月23日(火)、交通安全教室を行いました。例年であれば全校生徒が体育館に集まり、交通指導員の方や自動車学校職員の方などに交通講話をいただくのですが、今年は、新型コロナウイルス対策のため、各ホームルーム教室での実施となりました。
学校周辺の登下校の様子の写真を見ながら、生徒たちはどんな危険が潜んでいるか考えました。



生徒たちはあらゆる場面の写真を見て、どんな危険が潜んでいるか考え、グループ内で個々の意見を出し合いました。その後、まとまった意見をもとに標語を作成しました。一人一人が交通事故の怖さ、危険性について真剣に考える時間となりました。





グループごとに非常に良い標語が作成でき、発表もしっかりと行うことができました。 作成された標語は校内掲示をし、交通安全に対しての意識を全校で高めていきたいと思います。




春休み高校生料理コンクールin KOBE決勝大会進出報告~食物調理科3年小林くん・森木くん

「春休み高校生料理コンクール in KOBE」(神戸国際調理製菓専門学校主催、兵庫県・神戸市など後援)に応募した食物調理科3年小林大真くん(美作中出身)・森木巧真くん(勝山中出身)が、6月22日(月)、園田校長に決勝大会進出を報告しました。

「日本でいちばん料理の上手な高校生を決める!!」がコンセプトのこのコンクール、今年は「集まれ!う(まい)もん神戸」をテーマに、全国の高校生2人1チームが、お米が主役のオリジナルレシピを自由な発想で考案しました。

チーム名「こめこめ倶楽部」の小林くん、森木くんが考案した「岡山桃色ばら寿司~地元愛をのせて~」のレシピは、全国88チームの応募の中から書類審査で決勝大会進出8チームの一つ選ばれました。3月に開催予定だった神戸での決勝大会は新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら中止となりましたが、自分たちが考案したレシピが高い評価を受けたことで、報告する二人の表情は自信に満ち溢れていました。

二人は「黒豆と銀沫(ぎんしぶき)(やまいも)というお互いの地元の特産品に岡山でとれる鰆、郷土料理ばら寿司をアレンジした料理です。地元の皆さんに美味しい料理を食べてもらえるような仕事に就くことが将来の夢です。」と力強く話しました。

園田校長の談「レシピの秀逸さに加え、自分の住む地域への愛着を料理で見事に表現したことが、11倍を突破できた要因だと思います。中学生の皆さんもぜひ津山東高校食物調理科に入学して、地元食材を使った美味しい料理を提供する調理師を目指してください。」

高校生和食料理&レシピコンテスト決勝大会進出報告~食物調理科3年日下さん、2年小林さん、津村さん

東京すし和食調理専門学校主催の「第三回高校生和食料理コンテスト」に出場した食物調理科2年津村和心美さん(鶴山中出身)と、「第一回高校生和食レシピコンテスト」に出場した食物調理科3年日下京華さん(鏡野中出身)2年小林晴華さん(北陵中出身)が、6月19日(金)、園田校長に予選突破を報告しました。






「東京オリンピックをイメージした和食弁当」がテーマの料理コンテストに応募した津村さんは「市松五輪弁当」を考案、手毬おにぎり五個を五輪に見立てたり、公式エンブレムの市松模様を野菜で表現するなど、アイデアにあふれた料理を作っていました。



一方日下さんと小林さんは「お手軽丼ぶり」がテーマのレシピコンテストに応募し、日下さんはネギやしょうがのシャキシャキした食感が魅力の「最後まで楽しめる鰯丼」、小林さんはサーモンといくらを使用した「海の親子丼茶漬け」。二人のレシピには「お茶漬けとしても楽しめる」という共通点があるのも面白かったです。













3月に開催予定だった東京での本選は新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら中止となりましたが、選考を通過して本選に進んだ生徒全員に「特別賞」が与えられました。

 園田校長の談「和食はユネスコ無形文化遺産にも登録された大切な日本の文化遺産であり、3人の料理は、その和食の魅力をしっかり引き出せていたことが、予選を突破できた要因だと思います。中学生のみなさんも津山東高校食物調理科に入学して、料理の分野で日本の伝統文化の継承者を目指してください。」

オリジナル料理コンテスト2020優勝報告~食物調理科3年笠井萌々香さん

一般社団法人日本即席食品工業協会主催の「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2020」に出場した食物調理科3年笠井萌々香さん(津山西中出身)が、6月19日(金)、園田校長に大会優勝を報告しました。

このコンテストは食のプロを目指す全国の学生を対象にしたもので、今年は「インスタントラーメンを手軽で簡単に料理して、美味しく栄養バランスの取れたアイデアメニュー」がテーマでした。辛麺味のインスタントラーメンを使用した「ピリ辛キンパ」で挑んだ笠井さんは、全国1,134通の応募の中から選ばれた12名が出場した東京の決勝大会で、見事優勝を勝ち取りました。

報告会で笠井さんは「これからもいい成績が残せるように頑張りたいです。」と力強く話しました。