12月10日(日)、普通科2年生の行学 地域プロジェクトの一環で担当する鏡野町香北地区の「たきび祭り」が開催され、地域の方々と一緒に祭りの準備や片付けを行いました。
また、津山東高生が企画したクリスマスリース作りをさせていただき、香北地区の子どもたちや地域の方々と交流を深めることができました。
まず、香北地区の子どもたちと高校生が一緒に、始まりの式を行い、パン焼きの作業に入りました。
パン生地を細くのばし、竹筒に巻き付けたものをたき火でゆっくり焼きました。子どもたちも高校生も、目を離すとすぐ焦げるので、じっと焼けるパンを見つめていました。焼けたパンはとても香ばしく美味しかったです。
津山東高生が企画したクリスマスリース作りは子どもたちだけでなく、地域の方々にも好評でした。みんなが自分の好きな飾り付けを楽しみました。それぞれが持ち帰り、クリスマスに向けて飾ってくれることでしょう。
おなかが満たされた後は、小学校の校庭でみんなでサッカーをしました。子どもたちの素早さや尽きない元気さに驚きました。このころには、お互い緊張も解けていました。
火おこし、リース作り、たき火。たき火ではいろいろなものを焼きました。パン、焼き芋、かまどで炊いたお焦げ付きのご飯、地域特産のこんにゃくを使った豚汁、等々たき火で料理したものはどれも格別の味でした。
短い時間でしたが、子どもたちや地域の方々と交流し、親睦を深めることができました。香北地区の皆様、ありがとうございました。
11月28日(火)、普通科2年生「行学 地域プロジェクト」のプレ発表会を行いました。
9月の中間発表(ポスターセッション)や10月のフィールドワークでの気づきやそこから新たに考えたことをまとめ、4教室で発表しました。
発表では自分たちの成果をなかなかうまく伝えることができないグループもありました。しかし、地域のニーズはどのようなものなのか、自分たちに何ができるのか、その結果どのような未来が期待できるのか等、鋭い質問が飛び交う様子が見られました。
発表については相手に伝えるという意識を今まで以上に強く持ち、スライドや発表の構成を組み立てられるよう継続的に取り組んでいきます。
本日の発表を聞き、生徒たちは投票を行いました。その結果を踏まえて、12月19日(火)に行われる「行学全体発表会」の代表グループが選出されます。
代表グループに選ばれた生徒は最終調整を行い、大勢の観客の前で自分たちの活動や思いを発表します。
11月21日(火)、講座としては最終となる今回は、生徒が制作している動画の監修を榎田先生が行い、それぞれのグループが完成に向けて修正をしていきました。
生徒たちは、全体に加えて個々のグループへのアドバイスもいただき、動画の良い点、改善できる点に向き合いながら活動しました。
今回の講座の修了時には合格(「序」の動画として最低限必要なこと)をいただくグループもありました。
12月には、ご協力いただいている企業様向けの発表会を予定しています。発表会時に、より魅力の伝わる動画をお届けできるよう引き続き制作に取り組んでいきます。
この講座を通して学んだこと、身に付けた力、新たに発見したことが、この先の人生につながっていくよう学びを深めていきたいと思います。
11月12日(日)、皿川公園周辺(津山市平福)において第26回さら山時代祭が開催され、本校から2年生9名(行学担当生徒と有志)が花形である「時代行列」に参加しました。
この「時代行列」は後醍醐天皇の隠岐への配流を再現したものであり、後醍醐天皇が隠岐の島に流されるときに、佐良山地区を通り、「都でもしばしば、歌に歌われる美しく豊かなさら山の地」として、歌を詠んだことから始まっています。
生徒たちは豪華な衣装を身にまとい、天皇・籠がき・武者等になりきって、佐良山地区を1kmほど練り歩きました。
歴史を感じる雅な衣装に生徒たちは大喜びでした。
行列の中で生徒は各役職になりきって、見物客にユーモア溢れるパフォーマンスを魅せました。特に、天皇役の生徒が後醍醐天皇の歌を抑揚たっぷりに詠みあげた場面、各生徒が見物のお客さんにお餅を手渡す場面、また、ステージから餅まきの場面でも、みなさんの笑いを誘い、大変盛り上がりました。
「時代行列」への本校生徒の参加は、佐良山地区の方々のご厚意により決まったものです。この行列に参加させていただくことで、生徒たちが佐良山地区の伝統文化に触れることができました。また、地域住民の方々と接するとともに、まちおこしの一端を担うことができ、生徒にとって素晴らしい経験となりました。
この時代祭への参加をもって、行学地域プロジェクト佐良山班の校外学習は締めくくられました。
12月には1年間の学びの集大成をプレゼンテーションにより発表する予定です。
11月7日(火)、本日の講座では生徒が制作中の動画の第1稿に対してのフィードバックを榎田先生からいただきました。
それぞれの動画をもっと視聴者に伝わるものにするために必要なことを、具体的なアドバイスと共に教えていただきました。
生徒たちはフィードバックを元に第2稿の制作に取り掛かっていきます。
地元企業の皆さまの魅力が伝わる動画となるように何度も監修をしていただきながら、作業を進めていきます。
11月5日(日)、 普通科2年生の行学「地域プロジェクト」のグループの一部では、実際に地域に出向き、自分たちの考えたプロジェクトを実施してきました。
今回、スマイル・ちわ(津山市加茂町知和)にご協力をいただき、健康福祉分野の3グループ8名が、地域の方との交流企画「Health & Happy ちわっはっは~」を行いました。
当日は、参加者全員と一緒に、豚汁、おにぎりとフルーツポンチを作り、共に食事をとった後、ストレッチやゲームをすることによって地域の様々な方々と触れ合うことができました。
特に、地元の野菜をふんだんに使った豚汁は、とても美味しく、何人もおかわりをしていました。
全員が自分で握った種類の異なる4個のおにぎりをきれいに平らげ、楽しい昼食をとることができました。
たくさんのフルーツに手作りの白玉団子が入ったフルーツポンチも爽やかで好評でした。
食事の後は、高校生のリードで高血圧予防の健康ストレッチで腹ごなし。
続いて2グループに分かれての認知症予防カルタを楽しみました。
カルタは自分たちで頭をひねって手作りしたのものです。
札の裏に書かれた質問に対する珍回答が続出し、笑いが絶えない楽しい時間となりました。
最後には、おなじみのハンカチ落としを全員で行い、お開きとなりました。
今回の活動では、スマイル・ちわの方々に準備から運営まで本当に お世話になり感謝しています。
実際に活動してみると企画の不十分なところが発見でき、とても貴重な体験となりました。
10月24日(火)、普通科1年生のSIM津山プロジェクトの活動で、ポスターセッションを行いました。
行学では、情報収集・整理・分析する力や、他者にわかりやすく伝え表現する力の育成を目指しています。
今までは分野ごとの活動となっていたので、初めて全分野との交流となり、津山市全体を見ていく機会にもなりました。
今回は、少人数の中での発表ということでお互いに意見を交わしながらしっかり交流できました。
また、ポスターのサイズは決められているので、自分たちの伝えたいことを精選し、見やすいポスターを作成することができました。
生徒は、今回のポスターセッションの中で行われた質疑応答や感想コメントを通して、自分たちとは違う視点や考え方に気付くことができました。これを生かしてグループで設定している課題解決に向けて、さらに考えを深めていきます。
今後は、11月に分野ごとでフィールドワークを行う予定なので、自分たちの考えがより具体的になるようにしていきたいと思います。
10月24日(火)、 今回は動画制作において核となるsストーリーラインや、動画内で効果的に企業をPRする方法について、実際に動画制作を進めながら、榎田先生にレクチャーしていただきました。
普段生徒が使っているアプリとは異なり、編集は全て意図を持った上での作業であるため、慣れない点が多いものの、各班とも前向きに制作に取り組んでいました。
今後は動画の制作を続け、榎田先生の監修を受けながら完成に向けて努力していきます。
10月21日(土)、「みま咲く未来フォーラム2023」がザ・シロヤマテラス津山別邸(津山市)で開催されました。
このフォーラムのプログラムには地元高校生による活動発表があり、本校からは、四校連携講座について大西望加さん、行学について石原碧人さん・奥山萌笑さん・谷名莉緒さん(以上普通科2年生)が発表しました。
それぞれの活動発表の後には質疑応答がありました。四校連携講座の発表に対しては、「講座を受ける前と後で街に対する考えに変化があったか?」、行学の発表に対しては、「津山市の肉文化はホルモンうどんに偏っているが、皆さんの中で津山市と言えば何を1番に思い浮かべるか?」などの質問を受け、生徒はそれぞれの考えをしっかり伝えることができました。
<参加生徒の感想より>
🔹 津山で働く3人の方の講演を聞いて、なりたいものにはどの道からでもなれるし、いくらでも修正がきくこと、興味のあることがあれば行動次第でそれが仕事になるということを学びました。
🔹 高校生のみんなは自信を持ってハキハキと喋るし、声の出し方や話し方が上手だなと思いました。
🔹 他校の発表を聞いて、経験の数が新しい気づきの数に比例すると思いました。実際に企画を行えば様々な視点からの発見があると思います。
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