
今年の共同制作は「塵も積もれば食となる~一種入魂~」をテーマに、捨てられてしまう野菜の皮(にんじん・たまねぎ・栗など)や種(かぼちゃ・うめぼしなど)を用いて制作をおこないました。

3年間で西洋料理・日本料理・中国料理を学び、それぞれの料理を代表する国のシンボルの鳥を表現しました。
本来捨てるしかない皮や種でもかき集めることで1つの作品ができるように、日々努力を積み重ねることで大きな成果につながる、些細なことでも大切に積み上げていくといった思いが込められています。


卒業制作展示発表会の表彰式前の生徒たちのもとに、中西審査委員長(日本料理 織部 店主)が来てくださり、「2年生の時と比べもんにならんくらい成長した!全員が最優秀賞だ!」と褒めたたえていただきました。

また、作陶した備前焼も展示し、講師の先生方から感嘆の声をいただきました。
3年間の高校生活最後の集大成である卒業制作展示発表会を無事36名全員で乗り切ることができました。
審査結果発表の際に、名前を呼ばれず悔しい思いをした生徒もいましたが、それだけ一生懸命に取り組んだ証拠だと思います。ここまで日々積み重ねてきたことを卒業後にも生かし活躍してくれることと期待しています。
