今年度の共同制作は、「勇往邁進 ~いよかんを添えて~」のテーマのもと、卵の殻を約500個使用し、砕いたものを着色して砂絵のように張り付けて描きました。それぞれの食材は、食物調理科3年生の個性あふれる様子を表現しています。

「勇往邁進」とは、自分の目指すものに向かって、臆することなく一心に突き進むという意味があり、食物調理科3年生の高校生活を表しているような言葉であることから、生徒がこの四字熟語選びました。
「いよかんを添えて」のいよかんには、「良い予感」の意味がかけられています。
今年度のテーマには、高校生活のように、卒業後も目標に向かって前向きな気持ちで頑張っていけるようにという思いが込められています。

制作途中は、全体像が見えずうまく絵がつながるのか不安になることもありましたが、完成すると想像以上の作品ができて、みんなで喜び合いました。

卒業制作展示発表会当日は、共同制作とともに特別講座で作陶した備前焼なども展示され、多くの方に成果をお披露目することができました。卒業後もこれまでの経験を活かし頑張ってほしいと思います。