東高Topics 12月 
 
 
 
◆商品化のご案内[しょうがもち] 平成27年12月25日 
 
12月25日(金)、山本製菓(有)屋号ナポレオンから「しょうがくんのこぶこぶ」が発売され、ナポレオンの店頭と津山市観光センター、勝北マルシェ「ほほえみ彩菜」で販売されています。
昨年の津山ショウガまつりの際、ショウガを使った津山のお土産が作れないだろうかと考え、岡山のきびだんごからヒントを得て、ショウガシロップを練り込んだしょうがもちを作り、来場されたお客様に試食していただきました。

その後、改良を続け、つやまFネットや津山菓子組合のみなさんの前で新商品のプレゼンを行い、一年をかけて発売の日を迎えることができました。  
  発売に当たって新聞社による取材があり、自称しょうが大使の食物調理科2年の男子生徒が、「ショウガの特徴的な形であるこぶのイメージ通りで、ピリッとした辛味がくせになると思います」と答えました。
また、パッケージも食物調理科2年の女子生徒が担当し、しょうがくんがしょうがもちを食べて、ほっぺが落ちそうになっているデザインとなりました。
ぜひ、津山産ショウガを多くの方に食べて知ってもらいたいと思います。 
 
 
◆美作地区ラグビー交歓会(2年) 平成27年12月22日 
 
12月22日(火)、第60回美作地区高等学校ラグビー交歓会が美作ラグビーサッカー場において行われました。
本校からは、体育の授業でラグビーを取り組んだ2年生選抜メンバーで臨みました。

12分ハーフの交流試合を行い、一回戦目は津山高校と、2回戦目は林野高校と対戦しました。 
試合では、積極的なタックル、パス回しなどで攻めるも、2回とも惜しくも負けました。
しかし、トライを決めた時は、ベンチのメンバーも一緒に興奮しました。
来年は必ず優勝杯を持って帰りたいと思います。
 
 
◆高校生食育教室(普通科2年) 平成27年12月14・15・18日  
 
12月14日(月)・15日(火)・18日(金)の3日間に分けて、普通科2年生を対象に高校生食育教室〜食と健康のワークショップ〜が行われました。
まず最初に、美作大学短期大学部栄養学科准教授 橋本賢先生から「食生活を見直そう」と題してお話を聞きました。  
 
食生活とは、食事だけでなく睡眠・運動もすべて含めて初めて考えることができるということで、基礎的な栄養知識から運動時の食事や水分のとり方まで、わかりやすく教えていただきました。 
その後、実際に、自分が食べたい夕食を考え、食品サンプルを用いてトレーに乗せていき、食事の栄養評価を診断できるSATシステムによって食生活診断を行いました。
日頃の食事を思い浮かべながら選ぶ生徒や、良い診断を目指して選ぶ生徒もおり、興味をもって楽しく取り組めました。
診断結果を見て、自分の食生活の問題点を発見した生徒や、予想外な結果に驚く生徒も多くいました。  

食生活診断結果
   
橋本先生や津山市の栄養士さんたちは、診断結果をもとに日常の食事でのちょっとした工夫を教えてくださり、また、食生活の悩みや疑問に丁寧に答えてくださいました。 
同時に、津山市の保健師さんから「こころの健康」について講義や演習を行っていただきました。その中で、特に傾聴の仕方を教えていただき、相手を思いやって話を聞くことの大切さを学びました。 
 
普段の授業とは違った専門家による食育教室を通して、生徒は食生活や健康について振り返り、さらに考えを深めることができました。  
 
 
◆東高を語る会U 平成27年12月17日  
 
12月17日(木)、津山東高校を生徒と先生で語る会が開催されました。前回は9月に行われ、2回目となる今回は、生徒11名、教員11名が参加して行われました。 
 
より良い学校にしていくため、携帯電話の使用方法や、下校時の自転車灯火の呼びかけ、学校生活における挨拶について、生徒側、教員側ともに活発に意見を出し合いました。 
 
前回の会議で生徒側から要望として挙がっていた、自転車通学許可の距離制限の規則(自転車の使用は通学距離が片道2km以上の場合に許可する)については、廃止する方向で検討しています。   
 
 
◆パウンドケーキ販売のお知らせ[卒展] 平成27年12月 
 
1月26日(火)に開催される第26回食物調理科卒業制作展示発表会において、パウンドケーキの販売を行います。


12時より、食物調理科棟前受付テントで販売します。ぜひ、お越しください。
 
 
 
◆生き方講演会(1年) 平成27年12月16日 
 
12月16日(水)、元岡山盲学校教頭 竹内昌彦先生をお迎えして、1年生を対象に生き方講演会を開催しました。 

竹内先生から「私の歩んだ道 〜見えないから見えたもの〜」と題してお話をしていただき、生徒は生きる意味、命の大切さを改めて実感することができました。 
 
講演の中で、竹内先生は目の不自由な方への先導の仕方を実演してくださり、他者の対して思いやりの気持ちを持って接することの重要性を教えてくださいました。
 
生徒の感想より

終始、私の心は感動と涙であふれていました。1時間あまりのとても短いといっても過言ではない時間で、生きていく上で大切なことをたくさん学ぶことができました。(中略)自分の命は自分ものだけではないということを胸に刻んで、これから過ごしていきたいです。
困っている人を見かけたら、声をかけるということも、些細なことですが大切にして1日を過ごしていきたいと思います。 
 
 
◆クリーン作戦(普通・看護科2年) 平成27年12月16日 
 
12月16日(水)、普通科と看護科2年生がクリーン作戦を行いました。今回は、校内と校外に分かれての実施となりました。

新聞紙を用いた窓ふきでは、生徒たちは初めての体験で、楽しみながら一年間の汚れを落としていました。
また、校内の落葉を集め、見違えるようにきれいになりました。 
 
   
 
校外では、ゴミの多さにびっくり。すぐにビニール袋が一杯になりました。 
 
集まったゴミを分別して、資源として活かしていくことの大切さを実感しました。 
 
 
◆看護観講演会(看護科3年) 平成27年12月15日 
 
12月15日(火)、看護科3年生が津山第一病院顧問 川島保子先生をお迎えして、看護観の育成に関する講演会を行いました。 
 
本校の卒業生でもある川島先生から、ご経験をふまえて「看護とは」の講演をしていただきました。
その中で、“患者さんに対して自分は何ができるか、できることは何か、今、自分にできることを最大限にしよう”という言葉が私たち生徒の心に一番残りました。
看護師を目指す私たちが忘れてはいけない大切なことだと思いました。 
最後に生徒代表が、川島先生のお話を今後の勉強や実習に活かしていきたい、とても心に染みました、とお礼を述べました。 
 
 
◆総合的な学習の時間 分野別学習発表会(普通科2年) 平成27年12月15日 
 
12月15日(火)、2年生普通科の総合的な学習の時間の分野別学習発表会が行われ、1年生普通科・食物調理科が参観しました。 
ポスター発表24グループが5つの会場に分かれて活動内容の発表を行いました。ポスター、紙芝居などの発表の仕方を工夫しながら、1年生に対してプレゼンをしました。 
 
手狭な会場の中で、目の前で真剣に話を聞く1年生に向けて、2年生も真剣に自分たちの取り組みや、成果を話していました。 
   
ステージ発表事前に実施した予選会で選ばれた8グループが体育館で、1・2年生を前にパワーポイントを使ってステージ発表を行いました。 
 
 
各グループはパワーポイントを活用して、グラフや図、写真を示しながら、時に聴衆にインタビューを交えて、効果的に自分たちの取り組みを伝えることができました。

乙倉教頭から、各グループが調べたりまとめたりしたことの“つながり”に気がついてほしいと講評がありました。
それぞれ次の課題を見つけたようです。  
 
 
 
◆校外研修[神戸](食物調理科3年) 平成27年12月14日 
 
12月14日(月)、食物調理科3年生が「調理」の授業の一環で校外研修を行いました。
午前中は、神戸メリケンパークオリエンタルホテル「桃花春」(神戸市中央区)において中国料理のマナー研修を行いました。
こちらでは、広東料理の本格的なフルコースをいただきました。
ホテルのウエイターである南さんが、中国料理のテーブルマナーについて説明をしてくださいました。
食事におけるマナーについて、一緒に食事をする人に不快な思いをさせないことを前提とし、ナプキンの使い方や、れんげや箸置きの使い方などを丁寧に教えていただきました。 
生徒は、学校の実習で作る中国料理と比較し、食材や味付けの違いや、切り方や盛りつけの方法など、しっかりでメモをとりました。 
  
午後からは、毎年、本校でのカフェ実習でお世話になっている神戸国際調理製菓専門学校(神戸市中央区)を訪問し、カフェ実習とマジパン細工実習を行いました。 コーヒー等の給仕は豊川和美先生、マジパンは北村佳裕先生に教えていただきました。 
 
 
マジパンとは、アーモンド粉末と砂糖を混ぜたもので、ケーキの上に飾りなどで置かれます。食べるというよりは、観賞用に使用されます。  
いつもと違う調理室での実習ということで、最初は緊張をしていましたが、ライオンの形ができあがっていくと、とても嬉しく、より可愛いものを作ろうと、先生方に積極的に質問をしていました。 
 
 
カフェ実習では、エスプレッソマシンでエスプレッソを作りミルクを注いで描くラテアートを学びました。 
 
注ぐミルクの温度調整と注ぎ方が難しく、先生にサポートしていただきました。 
 
完成したラテアートは、自分の絵を崩すのがもったいないと言いながら美味しくいただきました。  
 
北村先生、豊川先生ありがとうございました。
本校の卒業生も、先生方のアシスタントや実習の指導に携わってくれました。 
 
校外実習を機に、1月の卒業制作展示発表会に向け共同制作に取り組み、個人個人の作品も試作を重ねていきます。 
 
 
◆フクサポ協力のお願い (ボランティア委員会) 平成27年12月  
学校を通じて、社会に貢献しましょう!
御家庭に眠っている衣料品や物品をリユース、リサイクルして支援活動に役立てたいと思います。ぜひ、御協力をお願いします。
家は片付き、社会貢献もできます。まさに一石二鳥です。 
 
フクサポNPO法人テラ・ルネッサンスの実施している「フクサポ」に協力したいと思っています。5月15日(金)の鬼丸昌也さんのキャリア教育講演会を聴き、私たちにもできること=「フクサポ」を始めようと考えました。
フクサポとは、古着のリユース・リサイクル業を運営する株式会社Kurokawaが皆さまから不要な衣料を受け取り、衣類のリユース・リサイクルとNPO法人テラ・ルネッサンスの支援をするプロジェクトです。 
捨てずにフクサポ お部屋も心もスッキリ! 
 
<回収期間>
12月21日(月)〜12月25日(金) 保護者面談のときに、事務室前にお持ちください。
御協力の程、よろしくお願いいたします。 
 
 
◆校外研修[京都](食物調理科1年) 平成27年12月14日 
 
12月14日(月)、食物調理科1年生が「生活産業基礎」の授業の一環で、京都に校外研修に行きました。 
 
錦市場では、360mぎっしりと京野菜や漬け物等が並んでおり、生徒たちは京都の活気ある市場で楽しみながら学ぶことができました。

その後、昼食を京料理木乃婦(京都市下京区)でいただきました。 
初めて本格的な日本料理を体験するということで、とても緊張しながら料理を味わいました。
西洋料理とは異なり、だしを使った繊細な味と盛り方に、奥ゆかしさを感じ、次年度へのイメージ、気持ちを高めることができました。 
最後に、代表取締役である高橋拓児さんが生徒に、料理人とはどういうものかについて、ご自身の経験をふまえながらお話をしていただきました。
“調理師”になるための気持ちがより一層高まる一方、単に料理を作るだけではない難しさを学ぶことができました。 
午後から、京都市勧業館みやこめっせ(京都市左京区)で開催されている第110回京料理展示大会の見学を行いました。 
 
会場では、第3回だし巻き作りコンテストが同時開催されており、本校から食物調理科1年生の服部琴音さんが出場しました。 
 
料亭の料理人の方が審査され、服部さんが6名のうち、見事優勝することができました。
優勝賞品は、かご一杯の京野菜セットで本人もとても喜んでいました。 
 
  展示会場は 、ふぐや旬の食材を多く取り入れた日本料理の展示がいくつも並んでおり、料理の見せ方を学ぶことができました。また、器や調理器具などもあり、興味深く見学する姿も多々見られました。
日本料理が根付いている京都で、見て、触れて、食べることを通して、食に関わる職業について理解を深め、今後の授業に対する関心を高める機会になりました。 
 
 
 
◆卒業制作展示発表会のご案内 平成27年12月 
平成28年1月26日(火)に食物調理科による第26回卒業制作展示発表会が開催されます。
40人40作品の料理やお菓子の展示と、共同制作の展示を行います。あわせて、パウンドケーキの販売も行います。皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場ください。 
 
 
 
◆レシピ甲子園(食物調理科3年) 平成27年12月13日 
 
12月13日(日)、第3回食withレシピ甲子園が京都女子大学(京都市東山区)で開催され、本校の食物調理科3年高山唯さんが奨励賞をいただきました。
「食を通して、家族を笑顔に 健康、笑顔の朝ごはん」をメインテーマとし、読売新聞社と京都女子大学栄養クリニックが共催したレシピコンテストに応募しました。 
「元気がつまった和風プレート」 

・鯛の冷しゃぶサラダ ・豆腐おやき ・和風グラタン
消化がよい食材を使って栄養バランスが崩れないように考えました。「これを食べて両親が元気に働いてもらえるとうれしい」と、高山さんが両親の健康を願いレシピを考案しました。
 
 
◆美作地区読後感想文コンクール 平成27年12月10日 
12月10日(木)、平成27年度美作地区高校生読後感想文コンクールの表彰式が津山高校で開催され、本校から森本 唯花さん(2年)の「私が私らしくあるために」と題した感想文が最優秀に選ばれました。 
最優秀賞
森本さんは、「ねこまたのおばばと物の怪たち」香月 日輪著(角川書店)の作品を通じて、自信を失いかけていた自分自身を見つめ、自分の良いところに目を向けました。
前向きに成長していくことの大切さを述べている点が評価されました。 
 

図書「ねこまたのおばばと物の怪たち」の詳細はこちら
〔KADOKAWA〕のホームページはこちら 
 
 
◆食肉惣菜創作発表会[全国大会] (食物調理科3年) 平成27年12月5日  
 
12月5日(土)、2015食肉惣菜創作発表会全国大会[ミートデリカコンテスト]が東京調理製菓専門学校(東京都新宿区)において開催され、岡山県代表として本校から食物調理科3年高山唯さんが出場しました。
全国大会に出場するのは2度目とあってか、あまり緊張することなく臨むことができました。

大会には、全国から年代や性別を問わず30名の地区大会を勝ち抜いた代表が集まり、中には、2年間をかけて料理を考案された方もいらっしゃいました。 
いつもと勝手が違うので少しやりにくい所もありましたが、落ち着いて仕上げることができました。途中、審査員の先生に何度か声をかけられましたが、笑顔で対応していました。 
 
肉巻きの中身が2種類、衣も2種類なので、味と食感を楽しんでもらえますとPRしました。 
 
『2種の  揚げ肉巻き』
残念ながら上位の賞に入賞することはできませんでしたが、料理への思いを上手に伝えることが大事だということがわかり、貴重な体験となりました。