■交通安全教室
10月10日、全校生徒を対象に交通安全教室を実施しました。例年は、講話のみでしたが、今年度は、グラウンドに会場を移し実際に体験しました。 

講師に、勝英自動車学校の3名の先生にお越しいただきました。
  
   携帯電話中、大丈夫?
自転車に乗りながら、携帯電話で話したり画面を見ていませんか。
携帯電話に集中して、注意力が低下しています。そんなつもりはなくても…。
スティックを使って実験をしてみましょう。 
 
講師の方がスティックを落としてみます。
 
左手で携帯電話をもって会話しています。すると…。  
 
 
   
 

すぐに反応し、スティックの青色の部分でつかめています。  注意しているようでも、やはり落としてしまいました。 
 
  内輪差であやうく 
  「内輪差学習マシーン」を大型車だと思ってください。「前輪」に相当する自転車(運転手)とはぶつからなかった生徒たちも、「後輪」に相当する車輪には巻き込まれています。

大型車が右左折するときは特に要注意です。むやみに接近しないことです。 

*内輪差:車が曲がるときは後輪が前輪より内側を通ります。この車輪の通行位置(軌跡)の差を言います。一般に、車の長さが長くなるほど大きくなります。
 
 高校生でも加害者に  
  いつものように自転車を運転していても、事故の「被害者」ではなく「加害者」になることがあります。

今回は、ダミー人形の子供でしたが、実際の歩行者は転倒し負傷します。

交通ルールを守らなかったり、危険な運転をしていませんか。
歩行者を大切にする心も忘れずに。 
 
 百聞は一見に如かず
  自動車が、時速40キロで自転車に衝突します。
目で、耳で感じたことは現実に起こることがあります。
  ダミー人形ははね飛ばされ、自転車は自動車の下敷きになっています。

自動車が避けてくれると思いがちですが、車は急には止まれません。
自動車は速度が速くなればなるほど、停止する距離が伸びます。
 
交通安全教室を終え、交通委員長が講師の先生方にお礼の気持ちを伝えました。
 
登下校中など普段から注意を払って交通安全に努めましょう。