ボランティア・地域連携 

生徒の活躍の場は、地域に広がっています。
地域とコラボで企画・提案したり、地域に出向き活動し、
地域から学んだり、高校生パワー全開です! 
【平成31・令和元年度】 
●フクサポ(ボランティア委員会) 令和2年2月
フクサポ

テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也さんの講演からフクサポは始まりました。
夏の三者懇談の期間に保護者の方の協力もあり、多くの衣類等を持参していただきました。
今年度も段ボール箱40箱分の衣料品を支援物資として、2月10日、17日の2回に分けて、やっと発送することができました。
現在、SDGsの観点についても考えていますが、「すべての人を取り残さない」を目標に自分たちにできること、身近なことから始めていきたいと思います。
●街頭啓発活動(交通委員会) 令和2年2月3日
 
2月3日(月)、津山市くらし安全係・津山警察署の主催で、津山警察署前交差点付近の車両運転手さんに,、節分やバレンタインデーの季節に合わせて、交通安全のチラシや夜光反射材と共にチョコレートや豆をドライバーに配布し、交通安全を呼びかけました。
今回、日が暮れ始めた16時頃より、生徒たち交通委員は車両の早めのライトアップやライトの切り替えをドライバーに訴えました。
交通委員の19名とその他有志が参加し、積極的に笑顔で取り組み続けました。生徒の笑顔でドライバーも笑顔を返してくれ、非常に有意義な時間となりました。
閉会式では、交通委員長と副委員長が今回の啓発活動の感想と、今後の委員会活動について抱負を述べました。自転車、自動車側双方の視点に立って交通マナーを見つめていくと強い抱負を掲げました。

地域の方と協力しながら、今後も交通ルールやマナー向上にむけて取り組んでいきたいと思います。
 
●知事と一緒に生き活きトーク 令和2年1月9日
 
 
1月9日(木)、伊原木隆太県知事をお迎えし、「知事と一緒に生き活きトーク」を開催しました。
「新たな時代に対応した魅力ある高等学校づくり〜地域を担う人材の育成〜」をテーマに、地域連携、四校連携講座「地域創生学」に関係した地域関係者6名と高校生2名の計8名で、知事とリレートークを行いました。

最初に四校連携講座の概要について津山東高校の久常教諭がプレゼンし、その意義を確認した後、トークに入りました。
四校連携講座に参加しての感想、気づき、自分自身の変化について話していきました。

高校生からは、
提言の一部が採用されたことで、やりがいを感じ、これからも取り組んでいきたいと思っている。
地域に行くだけで喜んでもらえ、自分たちが必要とされていることを実感した。
などの感想がありました。
また、他の大人の参加者から、
それぞれが役割をもつことが大事、やりがい、生きがいをもって生活することで健康に過ごすことができるのではないか。
高校生も頑張っているが、小中高を繋ぎ、子どもたちを受け入れる大人側がもっと変わっていくべきだ。
というような意見もありました。
これからも高校生が地域の課題発見解決型の学習を通して地域の魅力を感じ、今後も活躍していける仕組みを作りたいと思います。

知事も高校生の活動や意見に耳を傾け、頼もしく感じてくださり、教育に対してさらに取り組んでくださるものと期待しています。
●キャリア教育推進連携表彰 [四校連携講座]  令和2年1月
奨励賞四校連携講座「地域創生学」
文部科学省・経済産業賞・厚生労働省 主催

キャリア教育推進連携表彰 奨励賞 受賞



【活動の内容(概要)】
基調講演受講後フィールドワークと取材を行い、地域の魅力・課題を発見し、その課題解決に向け、自分たちにできることを含めた提言を作成する。一般に向けたプレゼンテーションと市長への手交・意見交換を行うことにより、社会参画意識を醸成するとともに、学校を中心として地域社会や経済団体、企業をつなぐ取組を行っている。      


審査員のコメント

【受賞理由】
県立高校同士や、高校と行政、地域が連携を図り、高校生に身に付けさせたい力を共有した上で、夏休みの集中講座として4校が同時にカリキュラムに位置付け、政策提言まで導くプロセスは、まさにこれからの社会に開かれた教育課程に必要な学びを盛り込んでいるのではないか。
生徒の体験的で深い学びが次世代の担い手としての意識につながる。
行政、地域、大学、高校とのネットワークが、今後持続可能な事業として根付いていくことに期待がもてる。
市の課題に対する提言をまとめて市長に提出し、実践可能なものは市政に取り入れている点など、生徒のキャリア教育であると同時に地域活性化に繋がる活動となっている。
キャリア教育のカテゴリーを4校同時で行う等の先駆的な取組であり、発展性や可能性が感じられる。高校の枠を取り除き、近隣の高校が一つのキャリア教育を展開するというモデルになる。

【今後の課題】
全校生徒での取組ではなく自由応募形式で、参加している生徒が極めて限定的であるため、参加しない生徒への成果還元の手立てについて工夫が必要であり、発展性を模索しもう少し広がりを見せていけば、もっとよい取組になる。

以上のコメントをいただきました。

文部科学省のHPには詳しく掲載されています。

さらにブラッシュアップしていき、多くの生徒に学びを提供していきたいと思います。
●高校生地域創造サミット [三重県](普通科2年) 令和元年12月26日・27日
12月26日(木)・27日(金)、三重県教育委員会主催の2019高校生地域創造サミットが三重県紀北町で開催され、本校から3名が参加しました。
三重県内外から約70名の高校生が参加し、紀北町の活性化について考えました。

最初は本校を含め、5校の活動報告があり、各校での実践とその工夫、高校生でもできること、高校生だからできることを改めて考えることができました。
初対面のメンバーで話し合いをし、午後はフィールドワークに出かけました。9か所に分かれて、地域で活躍する様々な職種の大人へインタビューに行きました。
魅力的な生き方をする大人の生き方に触れ、考え方が大きく変わった生徒もいたようです。
フィールドワーク後、それぞれ3枚の写真をもとに報告、共有をしました。
9か所の報告をもとにグループごとに、何を基準に活性化を考え、どの魅力を前面に出し、紀北町に何を提言するか、グループごとに夜遅くまで議論しました。
本校の生徒たちもそれぞれのグループで積極的に関わり、活発に意見交換していました。
2日目はさらに話し合いを続け、各グループで一つずつの提言に絞り、町に対して10の提言を発表しました。
この2日間、寝る間も惜しんで地域活性化について話し合い、そして何より寝食を共にした仲間ができたことが大きな収穫です。
本人たちの成長と本校に戻って周囲へよい影響を与えることを期待し、さらに活動の輪を広げていくことと確信しています。 
●園児ティーボール教室(野球部) 令和元年12月25日
12月25日(水)、野球部員が、院庄さくらこども園(津山市院庄)を訪問し、ティーボール教室を開催しました。野球部1・2年生13名が園児19名を対象に、野球にふれ合うきっかけをつくるために行いました。

ティーボールとは、野球やソフトボールに極めて類似したボールゲームで、本塁プレートの後方に置いたバッティングティー(ティーボールコーン)にボールを載せ、その止まったボールを打つことからゲームが開始し、ピッチャーが存在しない競技です。野球やソフトボールの入門スポーツとして注目されています。
昨年度から野球部では他園も含めて何度もティーボール教室を行っており、今回も慣れた様子で園児たちとのあいさつ、ふれ合いから始めました。
そのおかげで、最初から園児たちとも仲良くなれ、ウォーミングアップにキャッチボール、バッティングと和やかな雰囲気で行うことができました。
最後に、2チームに分かれて試合です。ここでも笑い声が絶えず、園児、部員とも楽しい試合になりました。
これをきっかけに野球にふれ合う園児が一人でも増えてもらえるとありがたいです。

本校野球部では、今後もこうした取り組みを行う予定です。もし、希望されるところがありましたらご連絡ください。
●ときわ園公演(演劇部) 令和元年12月24日 
 
12月24日(火)、演劇部が津山市立養護老人ホームときわ園(津山市)を訪問しました。

今回は、県大会で上演した「汽笛」をわかりやすくアレンジした作品で、『「だめの子日記」からの便り』という演目で上演しました。
お芝居の後、、童謡 「ふるさと」や「お正月」 、「たきび」、「雪」をお年寄りの方と一緒に歌い、楽しい一時を過ごしました。いつも、私たちの方が感動をいただいて帰るようになります。
「だめの子日記」を書いた光吉智加枝さんは、亡くなる直前に、こちらのときわ園に慰問をしています。お年寄りの方と接して、私たちが感じることを智加枝さんも同じように感じていたようです。

来年も新入部員と一緒にときわ園に慰問したいと思います。 
●善行少年表彰(野球部) 令和元年11月28日
11月28日(木)、津山警察署において善行少年表彰式が行われました。本校野球部は、町内会の秋祭りでだんじりを引いたり、保育園でティーボール教室を開催し、園児らに優しく教えたりするなどの活動をしており、こうした地域貢献活動が評価されてのものです。

表彰式では、神田津山警察署署長から表彰状と記念品をいただきました。
野球部では、これからも地域に貢献できる活動を継続していく予定です。
校長TOPICS

校長の桑元です。
私は、特に学校近くでの秋まつりに参加し、だんじりを引っ張ったという活動に感心しています。地域の方々も本当に盛り上がって楽しかったと言われて、私自身もうれしかったです。

これからも、地道でよいので善行を重ねていってほしいと思います。
●クリーン作戦(普通科1年) 令和元年11月20日
11月20日(水)、普通科1年生がクリーン作戦を行いました。食物調理科、看護科の1年生は、先週12日(火)、13日(水)に行いました。

普段は何気なく通り過ぎている道も、よく見ると結構ゴミが落ちていました。
道路から見ていると、川の中のゴミがどうしても気になって、中には流れの中に入って拾う生徒も。
短時間ですが、たくさんのゴミを拾って、充実した活動となりました。
●校長TOPICS わかば賞伝達式 令和元年11月18日
校長の桑元です。
先日、本校の演劇部が「岡山県わかば賞」をしました。
わかば賞とは、「身の回りにある青少年の善意ある活動、勇気ある活動等、他の青少年の模範となる行為を地域の人みんなで認めたたえ合う」ものだそうです。

演劇部は、1975年に交通事故で亡くなった光吉智加枝さんの日記を元にした演劇を上演し、悩める若者に生きることを強く示してくれた作品でもあり、私も「だめの子日記」を読んだ世代として、この劇には感動しました。
また、春の交通安全運動推進大会で寸劇を交えて交通マナーの遵守を訴えたり、何年にもわたって養護老人ホームを訪問して、演劇や歌で入所者のみなさんと交流したりしています。

日頃の活動が認められ受賞となりました。校長として誇らしい限りです。


すごいぞ津山東高生!
これからも地道に社会に貢献していこう!
 
●津山市討論会(普通科2年) 令和元年11月6日
 
11月6日(水)、津山市役所東庁舎(津山市山北)において「明日の津山を考える 青年公開討論会 『津山には本当に何もないのか?』」というタイトルで津山市青年会議所のメンバーと高校生とで討論会を行いました。
四校連携講座に参加した高校生が8名、大人が4名の参加です。
司会は高校生2名が担当しました。
まずは高校生から津山の印象について話しました。
市外から通っている生徒もおり、印象は様々でした。
次は、10年後の自分は何をしているか。また、10年後の津山はどうなっている、どうなっていてほしいかについて意見交換しました。

高校生は自分の将来と津山の未来を語り、大人は今の取り組みと未来の津山への想いを語り、双方の意見を聞き、こんな街になってほしい、こうしたいと意見交換しました。
高校生から「四校連携講座を受講して、津山は何もないと思っていたけど、知らないだけで魅力がたくさんあること、頑張っている大人がたくさんいることがわかった。」「自分でも行動しないといけないと思ったし、地元のために何かしたい、また津山に残りたいと思う気持ちも出てきた。」というような意見がありました。
立場や年齢が違うものが集まって津山の将来に向けて討論する場はあまりなく、もっと意見交換する場があればと思います。

最後は、地元の未来に向けて互いに仲間となって頑張っていこうと誓いました。
●林田宮川町秋まつり 令和元年10月20日
10月20日(日)、本校の地元、林田宮川町の秋まつりに、本校生徒の有志16名が参加しました。
生徒たちは、町内を地元のみなさんと一緒にだんじりを引いてまわりました。
昨年参加した2・3年生は余力を残し、逆に初参加の1年生は、序盤からだんじりの重さと走るスピードについていけず四苦八苦していました。
最後まで全員しっかりとだんじりを引くことができました。
地元の方たちと交流もでき、とても良い一日となりました。
●クリーン作戦(2年) 令和元年10月1日
10月1日(火)、2年生が学校周辺のクリーン作戦を行いました。
津山警察署前から、本校の第二グラウンド(テニスコート)前までの広い範囲のゴミを拾いました。
途中、近隣の方に挨拶をすると、みなさん丁寧に挨拶を返してくださいました。


持ち帰ったゴミは分別して、本校のゴミ集積場に持って行きました。
運動にもなり、学校周辺も綺麗になり良い時間となりました。
●四校連携講座[地域創生学] 〜津山市長へ提言〜(普通科2年) 令和元年8月28日
 
8月28日(水)、四校連携受講者の各分野の代表数名が津山市長を訪問し、提言を直接提出、意見交換をしてきました。
4分野から提言内容とそれに対する想いを伝え、市長は想いを受け止めてくださり、丁寧に回答していただきました。
初めて市長と直接対面するということもあり、緊張した面持ちの生徒たちでしたが、津山をより良くしたいという想いは大人も高校生も共通であり、まずは高校生にできることから始めると市長に伝えました。
この体験は高校生にとっては大変貴重な経験となり、今後の活動のベースになると思います。関係の皆さま、貴重な時間を割いてくださり、ありがとうございました。
●四校連携講座[地域創生学] (普通科2年) 令和元年7月31日〜8月6日
 
7月31日(水)〜8月6日(火)の土日を除く5日間、「津山地域の移住定住について考える」というテーマで四校連携講座「地域創生学」を開講しました。

まず岡山大学の前田芳男教授から「現場でどう学べばよいか」というタイトルで基調講演をしていただき、今後のフィールドワークにどのように臨めばいいか学びました。ただ外へ出るのではなく、意識を持って出ていくことが大切であることがわかりました。
また、津山市役所の方から、津山市の現状の課題と取り組みについて伺い、質疑応答しました。そして、昨年の受講生から講座を受けるに当たってのポイントをわかりやすく発表してもらいました。 
 
初めてあったメンバー同士、oibokkeshiの菅原先生の指導のもと、楽しく体を使ったエンカウンターを通してコミュニケーションを図り、少しずつ打ち解けていきました。

2日目、3日目は、4分野「産業」「教育・人材育成」「医療福祉」「観光」に分かれてそれぞれフィールドワークに行きました。
地域の特徴的な取り組みをされている方々の所を訪問し、その内容と想いをしっかり学んできました。生徒は知らなかったことばかりで、それぞれに発見や気づきがあり、両日とも生徒たちは興奮気味にフィールドワークの内容を模造紙にまとめ、発表し、情報交換を行いました。
 
そして、4日目、5日目は提言作成とその発表に向けての検討を重ねていきました。
今年は分野に複数のグループがあり、同じものをみても提言が違ってくることの面白さがありました。様々な角度から、意見交換をし、新しい価値観を手に入れていました。発表用のパワーポイント作成も発表の直前まで手直しをする状態でした。
 
 
 
 
提言はただ要望するだけでなく、高校生の私たちはこれをするという項目を入れ、自分事として捉え、多くの方の前で発表しました。
プレゼンの練習が不十分でもう少し時間があればというグループが多かったですが、内容は高校生ならではの視点での意見があり、採用されそうなアイデアも合ったように思います。
津山市役所の方やフィールドワーク先でお世話になった方々、近隣の先生方など外部の方を前にそれぞれに想いのこもった提言を発表し、その発表の仕方にも個性が表れ、大変有意義な発表会であったと思います
提言内容は冊子にまとめる予定です。また、8月下旬に津山市長に直接持参し、意見交換を行います。 
この四校連携を通して、これまで知らなかった津山のこと(津山の企業、産業、人、伝統、文化…)に触れ、興味を持ち、深く考えて行くことが出来ました。
日が経つにつれ、仲が深まり、前のめりに議論している四校のメンバーの姿を見て、これが本当の地域と連携した探究活動であると感じました。講師の先生はこの講座こそが地域活性化であるとおっしゃってくださいました。 
地元津山に対する愛着とともに、四校の生徒の絆も深まり、この5日間は大変有意義な5日間であったと思います。
生徒にとってこの5日間は「きっかけ」で、これから先に地域との連携、学びは継続していき、広がって行くはずです。
 
校長TOPICS ●四校連携講座[地域創生学] 令和元年7月31日〜8月6日 
 
校長の桑元です。
先日、津山市内県立高校4校の生徒たちが一緒に学ぶ、四校連携講座[地域創生学]を行いました。
5日間にわたり津山市のことをフィールドワークや講演で知り、将来への提言を作り出しました。
生徒たちは、「答えのない課題」へ一生懸命取り組むと共に、違う高校に通う仲間と友情を育むことができました。
作った提言を津山市へプレゼンしたり、いくつかのところで発表することになっています。

今年で3年目を迎えましたが、本当に良いものになったと思っています。
尽力してくれた4校の先生方や、地域の方々、津山市の方々など、関わっていただきました。
全ての方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。 

津山市の将来を担う若者たちにエールを送ります。
●ときわ園公演(演劇部) 令和元年8月2日
 
8月2日(金)、津山市立養護老人ホームときわ園(津山市)において演劇部が慰問し、劇を上演しました。
今回は「バス・ストップ」というお芝居で、いじめで娘を亡くした母親と、歌手になりたいという夢を親に反対され苦しむ女子中学生がバス停で出合い、親の愛に気付き、前を向いて進もうと決意をする女子中学生の話でした。
部員たちは、「あめふり」「夏の思い出」「海」「故郷」の4曲をみなさんと一緒に歌いました。
今後は、9月の文化祭と10月のコンテストに向けて「汽笛」(オリジナル作品)の準備を進めています。少ない部員となりましたが、県大会出場を目指して頑張っています。
●高校生地域防災 ボランティアリーダー養成研修 令和元年8月1日
8月1日(木)、岡山操山高校(岡山市中区)において、高校生地域防災ボランティアリーダー養成研修が開催され、本校から、看護科2名の生徒が参加しました。

毎年、防災に関する基本的な理解を深め、地域との連携を密にしながらさまざまな活動で社会貢献できる高校生「地域防災ボランティアリーダー」を育成するために行われています。
西日本豪雨時の高校生のボランティア発表体験を聞いた後、3つの高校生に分かれ実技講習を受けました。
本校の生徒は、日本赤十字社岡山県支部の方に、炊き出し訓練と三角巾での応急手当を教えていただきました。
 
昼食は、炊き出し訓練で炊いたご飯にレトルトカレーをかけて食べる非常食でした。

午後からは、グループ演習を行いました。県内のそれぞれ違う高校生のみなさんと、様々な条件の下で自分はどうするかを発表しあったり、避難所設営の演習を協力して行いました。
今回参加して校内では体験できないことを学べ、とても貴重な経験になりました。
災害時に自分が人を助けられる知識を持ち、災害時に「支援したい」という同じ思いを持っている人たちと協力して誰かの役に立てることを誇りに思い、自主的に支援していきたいという気持ちがさらに大きくなりました。
●ボランティア講演会(看護科2年) 令和元年6月6日
 
6月6日(木)、看護科2年生が、特定非営利活動AMDA 小野田春花先生を講師にお迎えし「ボランティアについて」講演をしていただきました。

先生より、“どんな看護師になりたいですか”“どんな自分でありたいですか”という発問で講演が進められました。
AMDAの活動理念や海外支援の実際について説明してくださいました。
小野田先生が訪問されたブルキナファソ(西アフリカの内陸国)では、「トイレ」という概念がない国だったため、「トイレで排泄すること」の意識付けや「手洗いの大切さ」を伝えていったそうです。
講演やグループワークを通して、生徒たちは、国や地域、人々によって価値観が違うことや、当たり前だと思っていたことが「当たり前」ではなかったことを実感しました。
また、今の自分、未来の自分像について考える良い機会となりました。
●ボランティア講演会(1年) 令和元年6月5日
6月5日(水)、1年生を対象にNPO法人だっぴ代表理事 柏原拓史先生をお迎えしてボランティア講演会を開催しました。

人生は多くの出会いによって変わる…。
ボランティアをすることで多くの人に会おう!
これからが楽しくなるような講演でした。
柏原先生自身の経歴も紹介してくださり、人との出会いが人生のターニングポイントになっていると言われました。この人に会ったから今の自分がある。そんな出会いをしていきたいと思いました。

誰かのために働くのではなく、自分のために働くことが楽になる秘訣だとも言われました。
東高の先生の経歴も紹介され、「えー、すごい!そんな経験があるんだ」と生徒も興味津々で聞いていました。
大人とは…?
そんな投げかけを自分なりに考えて友達と共有していました。

「人生の結果=考え方×熱意×能力」の方程式では、考え方をプラスにすることで、良い結果になると言われました。そのために多くの人に会うことが大切、出会いが人生を変えていくことを生徒たちは心に刻んだようでした。
 
柏原先生は中学生や高校生が大人と出会える場「だっぴ」を企画されています。出会いを大切にしたい、だっぴに参加したいという生徒が多く、これからの生徒の成長が楽しみです。
人の数だけ、働き方があること
出会いの数だけ、人生が豊かになること

これから、生徒たちもボランティア体験などを通して、多くの出会いがあります。積極的に様々な活動に取り組んで欲しいと思います。
●クリーン作戦(3年) 令和元年5月29日
5月29日(水)、3年生がクリーン活動を行いました。
連日の暑さにも負けず、3年生158名はクラスごとにゴミを集めました。
日頃、通学路として利用している道路脇には、いろいろなものが落ちていました。
集めたゴミは、美化委員が分別し、そのまま廃棄できない汚れた缶やペットボトルは、中身もきれいに洗いました。
予想以上のゴミに、皆、驚いていましたが、自分たちの手できれいにすることの意義を肌で感じられたことでしょう。
●春の交通安全県民運動 推進大会(演劇部)  令和元年5月10日
5月10日(金)、春の交通安全県民運動推進大会がグリーンヒルズ津山リージョンセンター(津山市大田)で開催され、本校から演劇部員が参加しました。

岡山県知事、津山市長の挨拶の後、交通安全グッズの贈呈が行われました。
 
11日からの春の交通安全県民運動を前に、高齢者世代とお母さん世代、高校生の三世代で、お互い交通マナーが悪いことを主張しかけ合い、最後に、正しい交通マナーでお互い助け合いましょうと寸劇で訴えました。
飲酒運転根絶
スピードダウン
早めのライトアップ
自転車の安全な利用
シートベルト全席着用

私たち一人一人が交通マナーを守り交通事故のない、明るい街づくりを目指します、と舞台から呼びかけました。
“呼びかけ”をした後、交通安全のダンスをして、会場の皆さんに交通ルールを守ろうと、重ねて訴えました。
 
大会終了後には、白バイやパトカーなどの出発式が行われました。 
各世代の思い(主張)がわかり、力を合わせて、交通ルールを守り、安全な社会を作りたいと思います。