東高Topics 12月 
 
 
 
◆地域企業プロモーションビデオ 制作発表会のお知らせ 平成29年12月
「本気で働く大人に出会うこと、本気の生き方に触れること」
これが地域の企業を取材し、動画作成することの最大の魅力です。
働く大人の真剣さや本音に触れ、会社の哲学を感じ、働く意義を考え、新たな視点で自分の未来に真剣に向き合います。地域をフィールドとして学ぶ高校生たちの発表の場です。心も大きく成長した高校生たちの姿をぜひご覧ください。
企業(社長)の熱い想い、それを伝えたい生徒の想いが一つになったとき、ものすごい感動が生まれます。その感動を一緒に感じていただきたいと思います!
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◆2学期終業式 平成29年12月22日
12月22日(金)、2学期の終業式が行われました。
桑元校長先生より式辞の中で、なぜ人は勉強するかについての話がありました。

若い人は、先人が苦労して積み上げてきた大発見や大発明や研究の成果を知った上で、その上に未来を築くのだ。
もし、今、二次方程式の解の公式を自力で発見しても、それ自体はすごいことだが、未来を創るためには、才能と時間の無駄である。
それはすでに先人が見つけている。先人の知恵を勉強して知ることが、実は未来への特急券なのだという、話でした。
終業式の後、各学年、学科の生徒たちが互いに学習活動を紹介・共有することを目的に、生徒から活動報告が行われました。

津山ショウガまつり報告

短期留学を終えて

普通科2年「行学」の発表
まずは1年生による津山ショウガまつりの報告です。

実行委員の3人が当日までの準備の様子や思いを語り、当日の盛り上がりを伝えてくれました。初めての1年生だけの行事だったが、みんなで協力して楽しくできたこと、地域の方と一緒に活動できたこと、何より自分たちが成長できたことを楽しいスライドで紹介してくれました。
  2つめは、夏に短期留学に行った生徒からの報告です。

7月下旬にアメリカのサンタフェに行き、優しいホストファミリーのもと、現地でラフティングや乗馬、施設見学など様々な交流をしてきたことを伝えてくれました。
将来は国際系に進みたいという生徒も多く、貴重な経験になったということです。 
最後は2年生の行学の発表で、みんなからの支持の一番高かった作品の紹介です。

商店街の活性化を提案したグループが、シャッターにリフレクト印刷をしようというもので生徒の反応もよく、なかなか好評でした。
これが提案に留まらず、実現していくようになればと思います。

他にも多くのボランティア活動、地域活動へ参加し、東高生は地域をフィールドに活動しています。
ぜひ、みんなで情報共有し、自分の将来を考える機会にしてください。
発表に刺激を受けた人が、次の活動への一歩を踏み出してくれればと思います。
 
 
◆収納式Ⅳ 平成29年12月22日
 
12月22日(金)、収納式を行いました。
8~12月に開催された大会で上位入賞を果たした12団体22競技(大会)が、全校生徒の前で報告し桑元校長先生に収納しました。 
最後に、選手のみなさんの健闘を称え、全校生徒から拍手が送られました。
 
 
 
◆ラグビー交歓会(2年) 平成29年12月21日
12月21日(木)、津山スポーツセンターサッカー場において第62回美作地区高等学校ラグビー交歓会が開催され、授業の中でラグビーに取り組んできた2年生男子の有志が参加しました。

交流戦というよりは勝負にこだわり、勝ちたいという思いを全面に出しながら、生徒たちは12分ハーフの試合に全力で挑みました。
1回戦は津山高校
トライで先制するも、後半で逆転され、焦りながらも終了間際に同点に追いつきました。勝敗はジャンケン勝負となりましたが、勝利への執念が上まって本校が勝ち、決勝進出となりました。

決勝戦は林野高校
押しつ押されつのシーソーゲームで最後までもつれましたが、僅差で敗れてしまいました。全力を尽くしましたが、惜しくも準優勝となりました。
生徒たちは授業以外にも放課後、練習を積み、勝利に向けて懸命に努力してきました。
惜しくも優勝はできませんでしたが、ラグビーのOne for all, All for one の精神で仲間との絆を深めてきたことは、これからの人生の糧になることと思います。
 
 
校長TOPICS ◆大駐車場階段設置 平成29年12月19日
 
校長の桑元です。
19日に大駐車場と呼ばれる本校市道を挟んで北側にある駐車場に歩行者用の階段が設置されました。

特に、送迎時やバスの乗降の際に、横断歩道と直結しているので便利になりました。
また、歩行者の導線と自動車の導線が少しは重ならなくなったと思います。
生徒支援部の交通係の先生からの提案が実現しました。
先生方の提案があったというのが、校長として喜ばしいことです。交通安全に対する先生方の意識が高まってくれたことが良かったと思います。
また、大駐車場出入口に横断歩道をつけました。今までになかったものです。
少しでも生徒の安全向上につながればと思います。
とにかく学校周辺の道路が危険です。登下校の生徒の安全をこれからも考えていきます。
保護者の皆様にも御協力をお願いします。 
 
 
◆ときわ園公演Ⅱ(演劇部) 平成29年12月17日
12月17日(日)、津山市立養護老人ホームときわ園(津山市)に演劇部が訪問しました。

今回は、宮沢賢治の「猫の事務所」を上演しました。猫のイジメをテーマに、人間社会に絶えないイジメのことを考えさせられる作品です。
津山東高校の演劇部は年に2回老人ホームを慰問しており、お年寄りとの交流を通して様々なことを感じ、コミュニケーション力を養い、高校生なりに成長しています。

演劇後には、童謡 の「雪(雪やこんこ)」、「たき火」、「ふるさと」などをお年寄りの方と一緒に歌い、楽しい時を過ごしました。
この活動が評価されて、津山警察署より「善行賞」をいただくことができました。
この活動を演劇部の伝統行事にしていきたいと思います。
 
 
◆食育教室(食物調理科1年 ・看護科1年・普通科2年) 平成29年12月13日~15日
12月13日(水)~15日(金)の3日間に分かれて5クラスが、美作大学短期大学部准教授 橋本賢先生と、津山市健康増進課の方に来ていただき、「高校生の食育教室~食と健康のワークショップ~」を行いました。

1限目は橋本先生より「食生活を考えよう ~健康なからだをつくるために~」というテーマで講義をしていただきました。クイズ形式などで生徒たちも楽しそうに話を聞いたり、質問したりして知識を深めていました。
2限目は2つのグループに分かれてフードモデル(実物大の食品模型)を使った食事診断と、保健師の方から説明がありました。

生徒たちはたくさんあるフードモデルからペアで相談し、夕食の献立を選びました。
選んだ食事は自分の年齢・身長・身体活動レベルに応じて評価され、栄養バランスがよいと写真のように☆が5つ表示されます。
自分たちの選んだ食事のバランスを上げるにはどんな食品を組み合わせればいいか栄養士の方からアドバイスをもらいました。   
~生徒の感想~

今日もらった資料を親にも見せたい
毎日の食事で栄養バランスを考えることは難しい、普段意識しているようであまりできていなかった

卒業後は一人暮らしを始める生徒も多いので、今回学んだことを生かしてほしいと思います。
 
 
◆校外研修[京都](食物調理科1年) 平成29年12月14日
 
12月14日(木)、食物調理科1年生が京都へ校外研修に出かけました。生活産業基礎という科目で、卒業後の進路について意識を高めることを目的として毎年実施しています。

この日は、京都市勧業館「みやこめっせ」(京都市左京区)で第112回京料理展示大会が開催されており、京都料理組合に所属している老舗料理店による出展や、京料理教室、マグロの解体・即売などの催しがありました。
限られた時間の中での見学で、生徒たちは展示されていた作品を見て、彩りの美しさや繊細な技術に感動していました。
来年度学ぶ日本料理への意識も高く、写真におさめていました。
昼食は、今回初めて菊乃井本店(京都市東山区)で懐石料理をいただきました。師走の献立をテーマに、目で見て美しく、食材にもこだわった美味しい料理が数多く提供されました。  
生徒たちは、一流のおもてなしに最初は緊張していましたが、今まで食べたことがない料理に驚きどんな食材が使用されていて、どのように味付けがされているのか興味津々でした。
最後には、菊乃井に就職した本校卒業生の清水敦史くんが働くことについて話をしてくださいました。
また、厨房も見学することができ、調理師の方から説明もしていただきました。老舗料理店でありながら最新の機器がいくつもあり、厨房は従業員さんたちの声で活気に溢れていました。とても清潔感があり、改めて衛生の重要さを実感しました。
この研修を通して、調理師として働くことが強く想像できる良い機会となりました。 

午後からは、京の台所と言われる京都錦市場(京都市中京区)で京都の食材や商いの方法などを学ぶこともでき、多方面から卒業後の進路について考えられる貴重な経験となりました。
 
 
◆行学 企業動画作成講座 Ⅵ~Ⅷ(普通科2年) 平成29年12月13日 
 
12月13日(水)、8回目となる地域企業動画作成講座が行われました。榎田先生より、この講座の活動を通じて考えるべきポイントや、身に付く力などについて講話をいただきました。

6回目の10月18日、7回目の11月15日に引き続き、太田先生と手分けをされ、編集のコツや、
動作方法などを丁寧におしえていただき、少しずつ形が整ってきました。 
 
「2分間のフォーマットの上に、写真・文字・音声を組み合わせて載せていく」という作業ですが、伝えたい言葉の選択、写真の構図と動かし方、切り替えのタイミングなど、考えることがたくさんあり、本当に難しい制作活動です。 
これから、大体の形が整った…と思ったところから、助言や自分たちの気づきによって「より良い作品に」と高めていく段階に入っていきます。
本校に来ていただく講座は12月13日で最後となりましたが、1月27日の発表会までに、ネット上で監修を受けながら「合格」を目指していきます。

ここからが本当の意味で、思考力、表現力の高まる面白い期間となります。
 
 
◆行学 発信力プロジェクト(普通科1年) 平成29年12月12日
 
12月12日(火)、普通科1年行学において発信力プロジェクト プレゼン講座 『プレゼン力を高め、「人生」を大きく変える!』と題し、中国学園大学 佐々木公之准教授の講義を実施しました。

自己紹介を兼ね、佐々木先生の経歴や経験についてプレゼンしてもらいました。
様々な活動に加え、面白く説得力のある語り口調で生徒たちはみるみる「佐々木ワールド」へ引き込まれていきました。
そもそも、プレゼンってどんなもの?という事から始まり、佐々木先生自身がプレゼンによって人生を切り開いてきたこと、自分の考えを相手にわかりやすく伝えることができるかどうかで人生が変わるということでした。
プレゼンによって信頼を勝ち取り、コミュニケーションを深めながら、仲間を増やしていったという話が印象的でした。
プレゼンについてエピソードを織り交ぜて教えてくださり、生徒たちも一生懸命メモしていました。
 
言語および非言語によるコミュニケーションの大切さを実感しました。
大きなジェスチャーを交えながら、ポイントを押さえた説明でウィットにとんだ内容は、生徒にとっては、あっという間の50分であったと思います。
最後に「よいプレゼンは時間を守ること」というフレーズで講義は終了しました。
この講義を受け、次は生徒がプレゼンをしていきます。この冬に題材を見つけることが課題です。
 
 
◆知的書評合戦 ビブリオバトル 平成29年12月3日
12月3日(日)、津山市立図書館(津山市)において知的書評合戦 ビブリオバトルが開催され、中・高校生の部に本校から食物調理科2年 谷口りこさんが出場しました。

ビブリオバトルとは、発表者がお気に入りの本の魅力を発表し、参加者の投票によって一番読みたくなった本を1冊チャンプ本として決定するというものです。
このイベントは、津山市立図書館、美作大学図書館、津山工業高等専門学校図書館の三館連携10周年記念事業として行われました。
谷口さんは、高野和明著の長編ミステリー小説「13階段」(講談社)を紹介しました。
死刑囚が実はえん罪である可能性もあるということ、死刑を執行した刑務官も人を殺したという罪の意識に一生苛まれるということなど、谷口さんは聴衆に切々と訴えかけ、投票の結果、見事、優勝しました。

1月20日に美作大学(津山市)で開催される三館連携10周年の記念式典で、ビブリオバトル優勝者表彰式が行われる予定です。